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2013-04-26(Fri)

最強のふたり/演出と音楽で癒される映画

2011年 フランス
Intouchables_20130426013149.jpg貧困層の黒人と、体の不自由な富豪との交流を描いた、実話に基いて製作された、住む世界が全く違う二人のヒューマンドラマ。ドラマチックな出来事があるわけでもないけれど結構好みと思っていたら、世界各国で 大ヒットしており、フランスでも国民3人に1人が観たという動員記録を達成していた作品でした。背景に流れるピアノ音楽と、フィリップ役のフランソワ・クリュゼの表情もいいです。特に最後のシーンが。


主人公フィリップはパリの貴族家系の生まれ、裕福で完璧な人生を送っていたが、不運な事故で動けなくなり、さらに数年後、妻を病気で亡くし生きる希望を失っていた。そんなある日、彼の邸宅で住み込みの介護人を募集し面接を行っていたところ、失業保険を受給するのに必要な「不採用のサイン」だけを貰いに来ていたもう一人の主人公、黒人青年ドリスと巡り会う。フィリップは彼を介護人として採用、それはお互いの人生を変える運命の出会いとなった。

大富豪とスラム街育ちという対照的な人生を送ってきた彼らは、互いにかけがえのない存在となっていく。フィリップにとってドリスは自分のことを病人や雇用主としてではなく、一人の人間として対等に向かい合ってくれる、唯一の人物であった。 ドリスは介護の経験や資格などなく、仕事も粗野で雑。 フィリップの麻痺した足に面白がってお湯をかけてみたり、彼をベッドから 車椅子に移すも固定せず、全身動かない彼は前に倒れそうになったり、 雪の日にフィリップを連れ出しドリスが一方的に彼に向かって雪玉を投げるだけの雪合戦をしたり、身体障害者であるからといって特別扱いもしなければ、容赦もしない。


  
  障害者ネタのギャグに、
  皮肉交じりのジョーク。
  あらら、マリファナ吸わせたり
  無免許で車の助手席にフィリップを乗せ
  180キロも飛ばし警察に違反だと止めら
  れると、二人は連携プレーで警察を
  まんまと騙したり。

  でもね、
  おかしく面白いだけではないんですね。
  どんなことも楽しくしちゃうドリスの魔法。
  フィリップの苦痛さえも。

  インテリ人生のあと身体障害者になった
  フィリップにとってドリスと過ごす時間は
  とても大切なものとなっていきます。



ある日、ドリスの弟が来て彼の家が問題を抱えている事を知ったフィリップは、彼に家に戻るように促しドリスは退職し屋敷を去ります。
しかし離れてみるとフィリップは沈み込み・・。やがて使用人がドリスのところに来て助けを求めるのです。

45587_20130426004517.jpg
髭で遊ばれるフィリップ。「これは笑えんぞ!」と、ヒットラーにはサスガに不機嫌になるかと思いきや?

再び戻ったドリスはフィリップに粋なプレゼントをします。

[あとがき]
育ちや、生活ぶりや、環境も、まったく接点のない関係からうまれた二人の友情。ドリスは、雇われ人という立場にも関わらず、他の人たちと異なり、大富豪の主人という枠を取っ払って、まるで家族と同じような態度で接します。身体は不自由だけど、それ以外はほとんどのものが手に入るフィリップ。彼が何故、どれほど孤独だったのか、きっと本当に同じ境遇の人でないとわからないのでしょう。そんなときに現れたドリスは、フィリップさえ気づかずのうちに、なくてはならない存在になります。愉快に過ごす日々の中にあっても、時に、フィリップはわが身を悲観する言葉を口にします。でも、それに対する、ドリスの切り返しが、なんともユニーク。前向きに転換してしまうので、とてもホットな気持ちになります。ちなみに映画のなかのドリスは黒人でしたが、エンディングでは実際の二人の映像が映し出されます。このとき、実はドリスが白人だったことが判明します。とても不思議に思い調べたら、残念にも、あえて「黒人を抜擢した理由がない」・・そうで、これだけはマイナスかもしれません。真実に近い形でキャスティングするか、または、その目的やメッセージ性が明確なものだったらいいのに思いました。それでも、作品の作り方が良く、観ていて心が癒される映画です。但し、世評の高評価にも関わらず、個人的に、「感動」とまではいかない私は、ひょっとしたら、「幸せ呆けしているのしれない?」と思ってしまったのでした。

最強のふたりコレクターズ・エディション(2枚組)(初回限定仕様) [DVD]
[監督]
エリック・トレダノ
[出演]
フィリップ              フランソワ・クリュゼ
ドリス                オマール・シー
イヴォンヌ(フィリップの助手)  アンヌ・ル・ニ、
マガリー(フィリップの秘書)   オドレイ・フルーロ
マルセル(フィリップの使用人) クロティルド・モレ
エリザ(フィリップの娘)      アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ

★受賞★
第24回東京国際映画祭 東京サクラグランプリ/最優秀男優賞(フランソワ・クリュゼ)(オマール・シー)
第37回セザール賞 主演男優賞(オマール・シー)
第17回リュミエール賞:主演男優賞(オマール・シー)
グローブ・ドゥ・クリスタル賞:主演男優賞(オマール・シー)/最優秀映画賞




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