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2013-03-15(Fri)

戦火の馬/戦争に行ったサラブレッド

2011年 イギリス
War Horseマイケル・モーパーゴの児童小説をスティーヴン・スピルバーグ監督により映画化したもの。
題名から「戦場で戦う強靭な馬」を想像していたら全然違っていて、利口で小さく見える可愛いらしい馬でした。児童書がベースなので戦争の難しいいきさつなどは描かれていません。
馬と人との関わりが丁寧に表現。戦争に翻弄される登場人物達を馬の目線で描いています。

[あらすじ]
主人公のアルバートは貧しい農家の少年。ある日、酒びたりで足の悪い父親は畑を耕す馬を買いに行きます。しかし父親は農耕馬ではなく、高値でなんと「サラブレッド」を競り落としてきた。その馬は生まれた時からアルバートが気になっていた馬だった。喜んだ彼はその馬をジョーイと名づけます。 馬を購入して、地代が払えない彼の家が、支払いを待ってもらう条件は、荒れた岩だらけの自身の土地を耕すことだった。鋤などひけないだろうといわれていた馬だったが、少年は一生懸命、ジョーイに畑を耕すことを教えた結果、見事に鋤などひき、やってのけた。そんな必死な息子に母は、父の兵隊の頃の話を始める。これによりアルバートは酒浸りの父の心の傷を知るのです。父が酒を飲むのは足の痛みを和らげる為のもの、報われない父だがそれでも、一生懸命努力をしているのだと。そして母はそんな父を誇りとしていると言い、アルバートに父の「義勇農騎兵隊の軍曹の旗」を手渡すのです。

アルバートはジョーイに話しかける。「戦争を生き延びた旗だ! いつか父さんに返す!」



しかし、一度は一家を救ったジョーイだったが再び不運が。
天候により作物が全滅。結局父親は小作料を払えずジョーイを売ることになるのです。





そして第一次大戦前日。英国軍のニコルズ大尉に悲しそうに馬を売る父親。そこに馬を売ると知り追ってきたアルバートが到着。大尉に嘆願するが戻すことが出来ず、ジョーイを買ったニコルズは大事にし、戻ってきたら馬を返すと約束をして連れて行きます。アルバートは父の「戦争を生き延びた旗」をジョーイの鞍の横に結びつけて涙ながらに送り出します。戦場への出発前、ジョーイは隣にいた大きな漆黒の馬、トップソーンと仲良くなり、そして戦場へ、しかし、ジョーイが乗せたニコルズは前線であっという間に死んでしまうのです。ドイツ軍に捕らえられたジョーイとトップソーンは殺されるところを、ドイツの少年兵の兄弟に助けられます。そして馬具を付け負傷兵を運ぶことにより生きながらえる事になるのですが・・・。

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ジャム作り農家の少女の家にいたときがジョーイとトップソーンにとって暫しの間安らぎを感じる時間となります。
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ジョーイは様々な人々に会います。自分たちを守ってくれた人間、馬を使い捨て死ぬまで過酷に働かせる人間。
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手綱を引く人間が変われば、それに従うだけ。命がある限り、ただ、ただ、人間に従うだけ。そんな中、何時も一緒にいたトップソーンは過酷な状況下の中で息絶えてしまいます。ジョーイは傍にいる間もなく、すぐに現場は戦場となる。

War Horse
「逃げろ!」馬をかばってきた男が叫んだ。行き場を無くしたジョーイは手綱を放れ自分の意思で、生きるため戦火の中を疾走する。


この物語でジョーイたちが出会う人物は、馬を救った後、そのほとんどが不運で死んでしまいます。そんな人物達を「物言えぬ動物の目線」で映し出します。原作のほうでは、馬が語りべとなって馬の考えがリアルに表現されますが、当作品は、現実的描写なので、馬の思考が分かりにくいのが、いまいちな感じです。スピルバーグ監督作品にしては、ちょっと物足りない。それでも、まぁまぁ、児童書が基になっているのでラストは期待通り。小さな子も、大きな子も、家族みんなでの鑑賞には、お勧めです。

戦火の馬 DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
[監督]
スティーヴン・スピルバーグ
[出演]
アルバート・ナラコット ジェレミー・アーヴァイン
ローズ・ナラコット   エミリー・ワトソン
テッド・ナラコット    ピーター・マラン
エミリーの祖父     ニエル・アレストリュプ
ライオンズ        デヴィッド・シューリス
ニコルズ大尉      トム・ヒドルストン
スチュワート少佐    ベネディクト・カンバーバッチ
サイ・イーストン     ゲイリー・ライドン
イーストン        マット・ミルン
パーキンス       ジョフ・ベル
チャーリー        パトリック・ケネディ
フリードリヒ       ニコラス・ブロー
ギュンター       ダフィット・クロス
ミヒャエル        レオナート・カロヴ
エミリー         セリーヌ・バケンズ
ブラント         ライナー・ボック
ウェイヴァリー中尉    パトリック・ケネディ
デイヴィッド・ライオンズ  ロバート・エムズ
ジョルディの兵士     トビー・ケベル

★受賞★
[セントラルオハイオ映画批評家協会賞]作品賞/撮影賞
[放送映画批評家協会賞]撮影賞
※ノミネート※
アカデミー賞・ワシントンD.C.映画批評家協会賞・ヒューストン映画批評家協会賞・ゴールデングローブ賞 他多数



★外部関連記事★

映画を無料でエイガル 戦火の馬 農家にひきとられた一頭の馬はジョーイと名付けられ、少年アルバートと固い絆で結ばれる。折しも戦争がはじまり、ジョーイは軍に徴用され、英国軍騎馬隊の軍馬としてフランスの最前線に送られてしまう。敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。その頃アルバートは、兵士となりフランス激戦地で戦っていた。奇しくも共に激しい戦場に身を置くこととなったアルバートとジョーイの運命は……。

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