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2013-12-05(Thu)

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン/ディカプリオ 演じるセンチメンタルボーイ

2002年 アメリカ
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン1960年代にアメリカとヨーロッパ各国を飛び廻り、時にはパイロット、ある場所では医者、さらに弁護士に偽装し、小切手偽造で400万ドルを奪うという詐欺犯罪を犯した16歳の家出少年とそれを追うFBI捜査官カールの物語。驚きの実話である。この「天才詐欺師」フランク・W・アバグネイルをディカプリオが演じ、それを追う捜査官をトム・ハンクスが演じる。作品の題名の意味は「捕まえられるものなら捕まえてみな。」カール・ハンラティがフランクに騙され逃げられる様は、まるでアニメのルパン3世に登場する銭形刑事のようで笑えます。そして一番面白いのは、天才詐欺師でありながら、両親が大好きで、大人の事情を理解できない、どこにでもいる普通の(寂しがりや)の「子供」が、大勢の大人を出し抜く様が痛快。可笑しさ・せつなさ・悲しさ・痛々しさ・温かさ。一本の映画で多くの感情が伝わる作品。この二人の間に不思議な信頼関係が生まれていくところも良いです。人の巡り会いはどんな風に人生を変えるか判らない。そんな言葉が頭に浮かぶ一本です。

[あらすじ]
フランクはごく普通の裕福な家庭の一人息子。父親の事業が上手くいかなくなり、仲の良かったはずの両親が離婚すると聞き、発作的に家を飛び出してしまう。父親から貰った小切手で宿に泊まろうとしたがなんと不渡り。彼は生活のため小切手を偽造し、詐欺を始めるようになる。最初は上手くいかなかったが、大手航空会社のパイロットに成りすますと小切手の換金に成功。副操縦士の業務移動としてタダで国内とヨーロッパを飛び回り、小切手の偽造を繰り返し巨額の金を手に入れていく。しかし、お子様なので単純だったりする。この事件の犯人を「空のジェームスボンド」いわれていると知るとボンドと同じスーツと車を買ったり、一目ぼれした看護師に近づくだけの為に、医者になってみるけど、血に弱く怪我人をみるとケロケロやっちゃうオバカさん。11才サバ読んで、その彼女と結婚しようとしたりですね・・。


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フランクが大好きなパパ・・・セリフの一つ一つが最後まで痛々しいのです。(T T)

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給料小切手を換金                 目の前にいるのに騙されて逃げられるカール

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彼女とのいちゃいちゃに「ボー」ボクまだ17歳だしぃ・・    結婚大作戦♪               彼女の両親との家族団らんが超嬉しい

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結婚パーティの日踏み込まれ逃げるフランク  彼女を連れて行こうとしたが叶わず       100人体制の警備の中、飛び立ちました。

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とうとう偽札作りまでやっちゃいます。しかしフランスで捕まります。18歳でした。未成年であったが、12年の禁錮刑を受け投獄。4年後に、フランスからアメリカに身柄を移される時に最愛の父親をなくしたことを知り悲しみます。そして着陸前の飛行機の中からさらに逃亡。
クリスマスの夜 母親の元へ・・しかし、もう、自分が過ごす家族の団欒の場所が無いことを知り涙を流します。

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  家族を取り戻したかった寂しがり屋のフランク。彼の望みは適いませんでしたが、この物語の最後は悲しいだけでは終わりません。

[あとがき]
FBI捜査官カールは、彼を追い更生の手を差し伸べた複数の人物をモデルとしているそうです。実在のフランクは刑期を終えた後、彼らの手により、社会的な貢献をする事となり、その後は、自分の家族を持ち子供にも恵まれ幸せに生活しているそうです。物語はあまりにも突拍子無くて、どれだけ脚色されているのだろうと思いましたが、犯罪とその手口については事実でした。驚きですね。そして、カールのモデルのうちの一人が実際に親友となることも事実だそうです。両親については離婚後もまた家族が一緒になれるように母親を待っていた切ない事実。ちょっと泣けてきます。医者をやめる動機については、本当のところは、患者の命を危険にさらす事を悟ってやめたという現実的な理由でした。結婚しようとしたのは脚色ですが、ここで家族を求めているフランクの心境を表しています。デイカプリオ演じる主人公、子役時代から沢山の作品に出演しているだけあって、この手の役は非常に上手いですね。トム・ハンクスの間抜けぶりは楽しめました。そして、なんといっても父親役のクリストファー・ウォーケン、本当に泣けてくる演技をします。当作品でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、英国アカデミー賞では助演男優賞を受賞したというのも納得でした。見て損のない作品です。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン [DVD]

[監督]
スティーヴン・スピルバーグ

[出演]
フランク・W・アバグネイル・Jr   レオナルド・ディカプリオ
カール・ハンラティ トム・ハンクス
フランクの父 クリストファー・ウォーケン
ロジャー・ストロング  マーティン・シーン
ポーラ・アバグネイルナタリー・バイ
ブレンダ・ストロング エイミー・アダムス
シェリル・アン ジェニファー・ガーナー
ジャック・バーンズ ジェームズ・ブローリン
アール・アムダースキー ブライアン・ホウ
トム・フォックスフランク・ジョン・ヒューズ
ポール・モーガンスティーヴ・イースティン
キャロル・ストロング ナンシー・レネハン
ルーシーエリザベス・バンクス




◆内部関連記事◆

IQ169・懲役167年・刑務所で恋に落ちた天才詐欺師(♂+♂)・・→フィリップ、きみを愛してる


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映像ぴっか!Catch me if you can.…ルパン&銭形に通ずる痛快さ
実話を元にした映画って、そう大きな盛り上がりがあるわけではないじゃん?そりゃまぁ実話なわけだし。ところがこの「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」は、「これホントに実話?」って思うぐらい派手な展開をみせるよ。あ、2002年の映画です。やっぱ2人ともいい役者さんだわ。完全に2人だけで成立してる映画だと思います。この捜査官カールがなかなかの・・

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