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2014-07-30(Wed)

ジョニー・デップ Johnny Depp プロフィール

Johnny Deppアメリカの俳優、映画プロデューサー、ミュージシャン。1963年6月9日生まれ。(2014.07現在51歳)身長178cm 父は土木技師、母はウェイトレスの、一般家庭の4人兄妹の末っ子としてケンタッキー州で生まれる。先祖は移民系のようで、フランス、アイルランド、ドイツ、チェロキー族などの血を引いていると言われている。家族は彼が幼少の頃から20箇所以上もの居住地を移動し彼が7歳の時に、ようやくフロリダ州ミラマーに定住。当時は家庭環境の問題からストレスのために自傷行為を繰り返したという。12歳頃になると飲酒、14歳の頃からドラッグに手を染めるなど荒れた青年時代を送った。デップが15歳の時に両親が離婚するとロックミュージシャンを志し16歳で高校を中退。その活動は順調で「イギー・ポップ」の前座なども務めるなどの成功を収めた。その後、ロサンゼルスに拠点を移し現在でも俳優業と平行して活動は続いている。近年では2012年に出版社ハーパーコリンズと共にボブ・ディランの評論「The Unraveled Tales of Bob Dylan」(ダグラス・ブリンクリー著)を出版している。

俳優となった切欠は、21歳の時に妻の元恋人であったニコラス・ケイジと知り合い、ケイジから俳優への転身を勧められた事だった。1984年に『エルム街の悪夢』で脇役で初出演。『プラトーン』の脇役でも出演したが、当時は俳優になることに乗り気ではなかったようである。しかし尊敬する俳優のフレデリック・フォレストと共演した事が転機となり、本格的にその道を歩み出す。1987年、製作側のオファーによりTVシリーズ『21ジャンプストリート』の主演で国内知名度が上がった。1990年には映画で主役『クライ・ベイビー』『シザーハンズ』の2本を演じた。その後も伝記映画や作家性の強い作品にも出演。自在な演技力で一目置かれる存在となっていく。そして爆発的大ヒットとなった『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』では主役のジャックを演じ幅広いファンを獲得。TOPスターとして不動の地位を確立した。

1997年には『ブレイブ』で監督デビューも果たしている。2011年、妹のクリスティ・デンブロウスキーと共同で映画製作会社「インフィニタム・ニヒルを設立。『ラム・ダイアリー』は同社製作のデビュー作である。

私生活では20歳の時に25歳のメイクアップ・アーティストのロリ・アン・アリソンと結婚するが、1985年に離婚。その後も何人かの女優と交際しそのうち3人の女性と婚約したがいずれも破局している。1998年からフランスの歌手/女優のヴァネッサ・パラディと籍は入れなかったが事実上の婚姻関係を結び、長女と長男が誕生した。しかし2012年に破局している。現在は『ラム・ダイアリー』で共演したアンバー・ハードと交際が噂されている。(2014年現在)


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コミカルな海賊は最高です。       インパクトMAX 帽子屋さん                   チョコがらみは2作フレディ君とビノシュ

彼の出演作を観れば、その才能が理解できますが、彼がこれだけのスターダムに上りつめた理由は、それだけではないのでしょう。経歴を知ると、「人脈」とか「人柄」を感じさせます。鬼に金棒でしょうか。これからもファンタジー作品での異色の配役が楽しみです。



★受賞★

2007年度『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』 ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
1994年度 『エド・ウッド』 ロンドン映画批評家協会賞主演男優賞

MTVムービー・アワード
2003年度 男優賞 『パイレーツ・オブ・カリビアン呪われた海賊たち』
2006年度 演技賞 『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』
2007年度 コメディ演技賞 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』
2007年度 悪役賞 『スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師』

[出演作品]
1984年 エルム街の悪夢
1985年 マイアミ・ホットリゾート
1986年 プラトーン/殺しに熱きテキーラを
1990年 クライ・ベイビー/シザーハンズ
1991年 エルム街の悪夢 ザ・ファイナルナイトメア
1992年 Stuff
1993年 ギルバート・グレイプ/妹の恋人/アリゾナ・ドリーム
1994年 エド・ウッド
1995年 ニック・オブ・タイム/デッドマン/ドンファン
1996年 ザ・カンヌ・プレイヤー
1997年 フェイク/ブレイブ
1998年 ラスベガスをやっつけろ
1999年 スリーピー・ホロウ/ノイズ/ビートニク/ナインスゲート
2000年 ショコラ
2001年 フロム・ヘル/耳に残るは君の歌声/ブロウ
2002年 ロスト・イン・ラ・マンチャ
2003年 レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード/パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
2004年 フレンチなしあわせのみつけ方/ネバーランド
2005年 リバティーン/チャーリーとチョコレート工場/パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
2007年 パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド/スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師
2009年 パブリック・エネミーズ/Dr.パルナサスの鏡
2010年 アリス・イン・ワンダーランド/ツーリスト
2011年 ランゴ/パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉/ジャックとジル
2012年 21ジャンプストリート
2013年 ローン・レンジャー
2014年 トランセンデンス




★外部関連記事★

偏屈文化人のブログ/大学生がお贈りする評論ブログ。映画『アリス・イン・ワンダーランド』試論
バートン監督と、ジョニー・ディップというコラボは、2005年の『チャーリーとチョコレート工場』以来、5年ぶりのことです。「チャーリー」にしても、「アリス」にしても、どちらもおとぎ話、ファンタジーです。そのファンタジーである嘘の世界をどのように映像化するのか。単なるCGでは薄っぺらくていけません。しかし、それを巨匠ティムが手掛けることによって、おとぎ話をそのまま立体化させたかのような、非常に奥行きの感じられる作品になります。そうして、そのファンタジーのなかで異彩を放つのが、ジョニー・ディップという俳優です。彼が登場する映画を今までいくつも見てきましたが、観れば見るほどどれが本当の彼なのかわからなくなります。

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2014-07-27(Sun)

モデルのジョナ/ジョナサン・リースマイヤーズ

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このブログでは、7月は「ジョナサン月間」、そして今日は彼の誕生日なんです。ということでさらにジョナサンネタです。今日は、フェイスブックやファンサイトでは彼に宛てた「おめでとう」のメッセージが沢山投稿されています。彼はどんな誕生日を過ごしているのでしょうか。ちなみに、むこうの国のファンのジョナサンの愛称は「ジョニー」なんだけど、ジョニーといえば日本では、やっぱ「ジョニー・デップ」なんですよねー。だから、ここでは彼を「ジョナ」とか「ジョナリ」と呼んでいます。でも、日本人はジョニーデップを「ジョニデ」とも呼んでいるので「ジョナリ」って対照的でいいかも~なんて思っている。そんな彼はモデルやCMなどの仕事も多いのですが、今回はそれらの紹介です。

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★初のTV出演★

ジョナサンの初仕事は映画ではありません。クノールスープのCMでした。3年ぐらい前までは、ユーチューブの動画で見ることが出来たのですが、現在は残念ながらなくなってしまっているようです。このCMでは、ちょっとの出演でしたが、彼は16歳でまだ子供気が抜けていなくて可愛かったんですけど、本人は「恥ずかしい」と嫌だったようで・・・。ジョナサン、買い取っちゃったのでは?と勝手に思っちゃってます。左の写真は、その時のショットの一部のよう。





ファッション誌も多いですが・・
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メイドインジャパンもね。
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2006年~ヴェルサーチでの3枚 期間は一年ぐらいだったでしょうかね~。右側の女性の不思議な洋服の胸元に視線がいってしまう。
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やっぱり代表的なのはヒューゴ・ボスね。(2005年~2011年)
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・目がチカチカしますか。

Hugo Boss/TVCM(2006年)





  


  
  ワイルドたっちにキメル♪じょなじょな♪
  
  ウィンクで両目つぶっちゃう~。

  ブランドはエナジー (ENERGIE)

  







日本にも遊びに来てね♪(Please come for play to Japan. To Jonathan )

・最近のジョナサン→アイルランドのポストアワード「レジェンド賞」受賞(2014年7月25日)会場の様子


◆内部関連記事◆

・7月はJRM の誕生月につきファンの方4名様にキーホルダーのプレゼント♪/ジョナサン・リースマイヤーズ
・ジョナサン・リースマイヤーズ Jonathan Rhys-Meyers プロフィール


★外部関連記事★

ケムリことば/Jonathan Rhys Meyers(2011年)
何かとっつきにくそうな俳優で難しそうな映画にばっか出てそう、みたいな。大胆な発言が多くて、わたしが見たインタビューの中では「“ベッカムに恋して”での僕はミスキャストだし、マッチポイントでの僕はもっとうまく出来たはず。“アレキサンダー”は歴史に残るようなすごい映画になると思ったんだけど、実際はならなかった。等など、赤裸々にズバズバ言うタイプです。自分のことを「僕は映画に色と横柄さをもたらす」と言っていたのには、すごく納得。・・ハマる役のときは恐ろしいくらいぴったりハマるけど、ハマらない役のときは恐ろしいくらいハマらない。・・・画像の雑誌の中で「僕は異常なくらい基本代謝値が高いから、普通の人並みに体重をキープするには一日5食食べないといけない」と言っていて、「どんだけ代謝いいんだよ!?」とか思ってたんでけど、今年あったゴールデングローブ賞受賞スピーチを見て納得した。まぁ動く動く。そりゃ代謝するわな。落ち着きねぇー。手振りがハンパないです。サーの称号あげてもいいと思う。かわいかったけど。




2014-07-23(Wed)

奇跡のシンフォニー/引き寄せられる三重奏のハーモニー

2007年 アメリカ
奇跡のシンフォニー実力派子役、フレディくん主演の映画です。彼の役柄は、音楽の天才少年。両親を知らずに養護施設で育ち、音楽を奏でていればいつかはパパとママに会えると信じている少年。作品に出てくる音楽は様々で、ギターを叩いて曲を演奏したり、ピアノ、パイプオルガン、ゴスペル、R&B、ストリートミュージック、オーケストラまでと幅広い。そして彼のパパはバンドのボーカル、ママはチェリストという設定。そのキャストですが、父親役のジョナサンは、この作品の主役の子と境遇が似ています。孤児院育ちで父親がミュージシャンであったこと、ギターを弾き歌えること。それがこの役に抜擢された要因ではないでしょうか。洋題は「オーガスト・ラッシュ」。サウンドトラックには彼の歌が4曲収録されています。作品中の音楽は一貫性が無いですが、全体のバランスはとれていて、その中でも少女の歌声が印象的な「Raise it up」はアカデミー賞歌曲賞にノミネートされました。母親役にケリー・ラッセル、この作品の前年に出演したMi-Ⅲでは、接触は少ないもののジョナサンと共演をしているので、2作品連続共演ということになります。カメラの回し方、撮り方が良く、フレディくんとケリーはスムーズだったと想像しますが、癖の強いジョナサンを、ナチュラルに撮っていることに感心しました。「女性監督ならでは」と思う仕上がりです。最後のシーンのフレディ君の指揮者としての演技も見もの、ラストをしっかりと盛り上げます。

あくまでも、主役が子供、そして、題名に「奇跡」と付いているので、素直な気持ちで観ましょう。現実的に考えてしまうと一回で出来ちゃった●カップルとか、主役が●科学的とか、再会の●アクションが変とか底なしで突っ込めてしまうので。

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目覚める前のルイスとライラ。彼らの子供が、主人公エヴァン。彼は施設を飛び出した後に「オーガスト・ラッシュ」と名乗る。

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約束の場所に来ない彼女を見つけるも・・     別の日に・・会えない                会えない。

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ライラは自動車事故により病院へ搬送、目覚めるとおなかの子供は死んだと聞かされる・・・・・・だからエヴァンの存在を知りません。

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施設を飛び出した彼の行く先は音楽のある所。欲張りマックスに世話になり。迷い込んだ教会で(声量の凄い子「Raise it up」サビ担当)

たちまち見出されたエヴァンは音楽院へ、そこで曲を作ると演奏会の出演に抜擢される。しかし欲張りマックスが彼を連れ去ってしまう。
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ギターの音色に誘われてきたルイス。 彼は演奏会を諦めているエヴァンに言います。もしボクが君なら演奏会には行くよ。何が何でもね。

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やっと見つけた。彼と、息子と。

奇跡のシンフォニー [DVD]

[監督]
カーステン・シェリダン
[出演]
エヴァン・テイラー     フレディ・ハイモア
ライラ・ノバチェック     ケリー・ラッセル
ルイス・コネリー      ジョナサン・リースマイヤーズ
リチャード・ジェフリーズ  テレンス・ハワード
マックスウェル       ロビン・ウィリアムズ
トマス・ノヴァチェク     ウィリアム・サドラー




「Raise it up」                                This Time/歌:ジョナサン・リースマイヤーズ

撮影の様子
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ライラだけじゃないよ♪フレディ君にも抱きつくジョナリぃ~         カメラ目線ではない人が約1名。右側はロビンさん。

◆内部関連記事◆

ジョナサンの歌は、こちらでも。代表的な→ベルベット・ゴールドマイン


★外部関連記事★

プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]/映画評「奇跡のシンフォニー」
この後の展開は言わずもがなで、些か調子良く進みすぎる印象は否定できないが、音楽を通して色々と布石を敷いてあり、決して偶然だけによるご都合主義と理解してはいけない。少年が天才なのは二人の血筋であるが、母親をチェリスト、父親をロック・ボーカリスト兼コンポーザーにした設定自体が既に布石であり、町の喧騒の中に音楽を聴く少年がストリート・ミュージックに出会い、ロックの下層階級精神とクラシックの上流階級的内省とが合わさって構築される幕切れになだれ込んでいくのは必然、天の配剤なのである。

2014-07-21(Mon)

アレキサンダー/「未知の地」に執心した王

2004年 アメリカ
アレキサンダー古代マケドニア、史上最大の大帝国を築いた英雄アレキサンダー大王の物語です。あちらのお国、紀元前数百年という歴史の記録が残っていることに、いつも感心してしまいますが、大王の細かな人物像までは全て明確とまではいかないようです。彼はバイセクシャルであったという見方がされており、この作品では、それが強く描かれすぎていて、なんだか200億円という膨大な製作費が勿体無い感じが所々残ります。まぁ、それでも、時代と物語の流れはほぼ忠実に説明されているようなので、ざっくりと、大王の物語を知ることはできます。作品のスタイルは単なるナレーションで進むことを避け、舞台を時折、語り手のプトレマイオスの時代に戻しながら、物語を「忠実に?」駆け足で進めていきます。

[あらすじ]
物語を語るのはアレキサンダーの死から約40年後、彼の部下であり共に戦った、エジプトのファラオのプトレマイオス。彼はアレキサンダーの物語を後世に伝えるために、これを従僕に記録させている。

-時代は遡って紀元前350年代-。マケドニア王フィリッポスと母オリンピアス の間にアレキサンダーは生まれた。夫婦の間に愛はなく、母親は、息子を王にすることだけに情熱を燃やし、父親は権力を奪われることを恐れていた。愛に飢えたアレキサンダーは、ヘファイスティオンら同年代の友人との友情に心の平穏を見出していた。そんな彼が20歳になった時に、何者かにより父王が暗殺される。アレキサンダーは父親の死を悲しむ間もないまま突然にマケドニアの王になったのです。

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蛇と戯れる母オリンピュアス(アンジェ)似合いすぎ。 子供の頃からアリストテレスから学問を学ぶ。 父暗殺され20歳で王になる。 

彼は、父の意志を継ぎ遠征出発。西アジア、エジプトを制覇すると、強敵ペルシア軍と対峙。アレキサンダーの巧みな戦略により圧倒的に少ない軍隊でペルシャ軍に勝利する。王ダレイオス3世は寸前のところで逃亡した。アレキサンダーは首都バビロンを侵略。

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戦闘を指揮するダレイオス3世              フィッタロスとパルメニオン(親子です)   戦闘時、大王を救った黒のクレイトス

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蠱惑の都バビロンとダレイオス3世の娘     大王の恋人ヘファイスフィオン          山岳民族の娘との結婚を反対する部下たち

やがて、バビロンを出て、軍を更に東方へ進めた。途中、侵略した部落の山岳民族の長の娘ロクサネと結婚する。

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野心家カッサンドロスも結婚に反対し怒る。   結婚初夜にヘファイスフィオンったら大王に愛を語っているもんだから花嫁ロクサネ暴れまくる

ある日、アレキサンダーの暗殺計画が発覚。首謀者は共に学び戦ってきたフィッタロス。彼は処刑される前に父親との関与を自白しなかったがアレキサンダーは父親のパルメニオンの側近にその咎を認めさせると、出向かせたクレイトスによってパルメニオンを殺害させた。

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ヒマラヤ山脈を見上げるプトレマイオス。アレキサンダーは、この次は山を越えると誓い、ここからインドへ進路を進めることを決める。

インドでの遠征は非常に過酷だった。長期間、雨は振り続け兵士は体力を消耗、財宝も豊かな国も無く次第に、部下達はアレキサンダーに不平・不満を漏らすようになっていく。そんなある日の酒の席で、黒のクレイトスは、征服したアジア人に対し、自分たちと同等の扱いをする事やパルメニオンの殺害を命じたこと、更にはロクサネが妊娠しないことを激しく非難した。我を忘れたアレキサンダーは、黒のクレイトスを酔った勢いで殺害してしまう。彼はすぐに自分がしてしまったことに激しく後悔し嘆いた。このとき、出発から既に6年の月日が経過しており、他の兵士達も疲れきっていた。彼は遠征を続けようとしたが、既に兵士の士気は低く、国に帰りたいと逆らい、アレキサンダーを罵倒する者まで出た。彼らを反逆者として殺しアレキサンダーは過酷な遠征をさらに続ける。

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インドでの戦いは熾烈を極めアレキサンダーは重症を負うが九死に一生を得て、ようやくバビロンへ戻ることを決めた。都に戻った彼はさらに妻を二人娶った後、再び遠征への思いに駆られた。しかし、ヘファイスフィオンが原因不明で急死し、そして彼も・・・。

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アレキサンダー大王の殺害は暗黙の了解?   何故かカッサンドロスだけ濃い化粧。     もう遠征なんかしたかねーよと思っているかも?

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アレキサンダーは「最強のものに」と。このはっきりしない遺言により、後継者争いが始まる。同時にオリンピュアスを含む女達の攻防も。

[あとがき]
アレキサンダーは死して、世界の果てを見たのでしょうか・・。もし死んでいなかったら(殺されていなければ?)彼はこの先も、とどまることを知らず、死ぬまで進み続けたのではないでしょうか。彼は根っからの冒険家だったのだろうと思うのです。きっと、世界の全てを見ない限り「これで終わり」というのがなかったのだろうと想像します。彼は、バビロンの征服以降は、侵略した地から、ただ奪うだけではなく、民族間を融合させることを理想としていたようです。この時代の人とは考えられないほど先進的ですが、周りの人間達はついていけなかったのでしょうね。ヒマラヤ山脈まで越えようとい言うぐらいの、この彼の執念なら、インド、中国を超え、ひょっとすると(歴史上では/1500年代に発見されたとされる)日本にも来ていたかもしれない。などと、空想するとなんだか楽しいです。しかし、残念ながら、この作品に関しては、さっぱし理解できない「おっさん同士の接吻」シーンや同性愛描写、とどめに主役のコリンが男とベッドに入るときの、お袋さんぶらりんには流石に「ガックシ」しました。何を見せたかったのでしょう。程ほどにしてほしかったです。英雄というよりは、弱みを見せる人間臭いアレキサンダーが強く描かれているけれど、彼には多くの逸話があるのだから、それをもっと再現してほしかったという感じがします。それと、バビロンが舞台のときに、ペルシア人の侵略の時から廃退をはじめたバビロンの空中庭園と、崩壊し土台だけになっているバベルの塔の二つの建築物を、折角、都市の景色の中に登場させているのだから、少しは触れて欲しかったとちょっと残念。(実際には、この時代に残骸だけでも、あったかどうかも不明ではありますが。) それと、戦いで負けたペルシャ王国ダレイオス3世は、逃亡し、バビロンをアレキサンダ-に奪われましたが、大王は彼の残された家族達に敬意を払い寛容に扱ったことは作品にも反映されています。しかし、後にそれを知ったダレイオス3世がアレキサンダーに賞賛を寄せたというストーリーは反映されていません。「こうしたらよかったのに」と思ってしまうことの多い残念な作品。いつか再びアレキサンダーの伝記映画が製作される事を期待します。


[監督]
オリバー・ストーン
[出演]
アレキサンダーコリン・ファレル
オリンピアスアンジェリーナ・ジョリー
フィリッポス2世ヴァル・キルマー
プトレマイオス1世  エリオット・コーワン&アンソニー・ホプキンス
ヘファイスティオンジャレッド・レト
ロクサネロザリオ・ドーソン
カッサンドロスジョナサン・リースマイヤーズ
クレイトスゲイリー・ストレッチ
アリストテレスクリストファー・プラマー
[検索用]コリン・ファレル/アンジェリーナ・ジョリー/ヴァル・キルマー/アンソニー・ホプキンス/エリオット・コーワン/ジャレッド・レト/ジョナサン・リースマイヤーズ/クリストファー・プラマー/ゲイリー・ストレッチ/



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バベルの塔と空中庭園/ ~古代オリエント最大の都バビロンの栄華の夢~
風の便りに/アレキサンダー東征の真意(1) 夢を追う進軍








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