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2014-03-14(Fri)

レジェンド・オブ・エジプト レオノア・バレラ/魅惑の女王の底なき野望

1999年 アメリカ
145699.jpgエジプトの女王といえばクレオパトラ(7世)。彼女はエジプトのプトレマイオス朝、約250年続いた最後の統治者でした。紀元前1世紀、クレオパトラの父親のプトレマイオス12世は素行が悪い上、遊楽にふけり国を上手く統治することができず、民衆の反乱により退位しローマに亡命。彼には多くの子供がおり、クレオパトラの姉のベレニケ4世がファラオとなるも、プトレマイオス12世はその後、ローマの有力者の力を借りて復権すると、娘のベレニケを処刑します。プトレマイオスの一族は、肉親を殺して王になるという骨肉の争い繰り返してきた血族でした。(後にクレオパトラも弟と妹を殺します。)しかし僅か4年後、プトレマイオス12世はクレオパトラと彼女の弟のプトレマイオス13世に、共同でファラオに就くよう遺言し亡くなります。クレオパトラは親ローマ主義であったため、弟のプトレマイオス13世とファラオの座を狙う妹のアルシノエ4世と対立。クレオパトラはアレクサンドリアから追放された。この間、彼女は復権を遂げるべく男を虜にする術を学んでいたという。シーザーが、国にやってきたのを知った彼女は綿密に作戦を練っていました。

ある日、先代のエジプト王が残した負債の回収にやってきたシーザーは、クレオパトラと兄弟達の仲裁をしようと考えていた。宮殿に立ち入れなかったクレオパトラは、絨毯に巻かれ身を隠しシーザーの元に現れると彼を誘惑。シーザーを瞬く間に魅了し、彼の愛人となった。シーザーは、プトレマイオス13世とクレオパトラが結婚し共同統治者となることを認めた。しかし、王位を狙う妹のアルシノエは、すぐに弟プトレマイオス13世を引き連れて、反乱を起こす。兄弟二人は、シーザの軍に負け疾走。プトレマイオス13世は死に、アルシノエは捉えられた。
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18歳のワタシ!支配力があれば50過ぎのおっさんだってかまわないわけで。あっ、邪魔な妹はシーザーに内緒で殺しちゃった!フフン・・

やがて骨抜きのシーザー。かつての威厳はどこへやら??。ローマでは、いつになってもエジプトから帰って来ない彼を非難する声が高まっていた。それを知りシーザーはローマに戻ることに。既に身ごもっていたクレオパトラは、そのことを彼に伝えなかった。シーザーがローマに帰った後、出産したクレオパトラは、突拍子もない野望を頭に描いてローマに向かいます。ローマでは彼女はシーザーの情婦と言われ歓迎されなかった。しかし、それに屈せず、公の場で生まれた息子のシーザリオンを、シーザーの足元に置いて、シーザーの息子だと公表した。突然の息子との対面に面食らったシーザーだったが、抱きかかえ我が子と認めた。この時代にしちゃ、道義的責任感のある男です。

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ねーねー!ビックリした?あなたの子よ!あなた子供いないじゃない!私の子がシーザーの後継者!ローマとエジプトを支配するの!フフッ

クレオパトラはエジプトだけでなく、ローマとの共同統治者としての地位を狙いました。シーザリオンの存在を脅威と感じたのは、この頃既に後継者と定められていたオクタウィアヌス。彼は、シーザの兄弟の養子であり、シーザーとは血のつながりのない甥だった。

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オクタウィアヌス「赤ん坊殺してください」     クレオパトラ「オクタウィアヌスは血族じゃないしぃ~」  なんだか気の毒なシーザー
 
ある日、オクタヴィアヌスに反シーザー派が歩み寄る。「仲間にならないか?」オクタヴィアヌスは「身内は裏切れないが、止めもしない」と。「どうせ、後継者は俺だしぃ~」かくして、シーザーは(有名な「ブルータスおまえもか」とセリフはなかったけれど)殺されてしまうのでした。立派な男だったのにねぇ(シクシク・・)。シーザーが死んでしまっては、さぁ大変!クレオパトラは、とっととエジプトに戻ります。「次の手を打たなくちゃ!」と、次にクレオパトラが目をつけたのが、三頭政治の一頭として権力を握っていたアントニウス。例によって誘惑します。あっというまに、骨抜きになるアントニウス。でも、なんだかんだで、二人はいつの間にか、ラブラブに~♪。アントニウスは、エジプトに入りびたり。 彼が、シリアをエジプトに渡してしまうと、アントニウスはローマから反感を買うようになります。さらに、アントニウスがオクタピアヌスの姉と離婚したこともあり、二人は対立。ローマはエジプトに宣戦布告します。(受けてやろうじゃないのとクレオパトラ)、しかし、エジプトがローマを相手に戦うなど無謀なことでした。エジプトは迎え撃った海戦で敗北。大勢の兵を失ったアントニウスはアレキサンドリアに戻ります。

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尻を叩きまくり戦わせようとするクレオパトラ。  シーザーと比較され気の毒なアントニウス。   僅かとなった兵を連れて再び戦いに挑む。

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圧倒的な兵力の差で勝てるはずもなく。      瀕死の状態でアントニウスはクレオパトラのところに連れてこられます。

クレオパトラはオクタウィアヌスに屈することを拒み自殺。かくして彼女の野望は散ったけれど、アントニウスとの愛がなかったら、彼女はただの血塗られた家系の愚かな野心家で歴史に刻まれていたかも?クレオパトラを伝説にしたのは、アントニウスでしょう。彼は今もどこかで、 クレオパトラと一緒に眠っているはず・・です。

この作品は、物語を単純化するためか、細かなところや時期などが史実と異なっています。クレオパトラが殺したもう一人の弟プトレマイオス14世も登場しません。テレビ映画なのですが、その割にスケールが大きく、役者もシーザー役に「007」のボンド役だったティモシーや、アントニー役にビリー・ゼインが出演していたりと、キャストもなかなかのもの。あえて、ひと昔前の歴史大作のような仕上がりにしているようです。そして、この作品のクレオパトラですが、とても攻撃的なタイプで、イメージとはかけ離れてはいますが、彼女のあからさまな図々しさが、なんだか面白くて、数あるクレオパトラ映画の中でも結構楽しめる作品になっています。娯楽的要素の高い史劇映画だと思いました。

レジェンド・オブ・エジプト [DVD]


[監督]
フランク・ロッダム
[出演]:
クレオパトラ    レオノア・バレラ
シーザー      ティモシー・ダルトン
マーク・アントニー ビリー・ゼイン
オクタヴィアヌス  ルパート・グレイブス
ブルータス     ショーン・パートウィー
オリンポス     アート・マリク



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YUCASEE MEDIA/エジプト女王クレオパトラとアントニウスの墓発見か
クレオパトラとその恋人、マルクス・アントニウスの墓が、近く発見される可能性があることが判明した。15日、エジプト考古最高評議会事務局長のザヒ・ハワス博士らが発表した。調査隊はエジプト・アレクサンドリア西部の神殿、タップ・オシリス・マグナで3年間続けていたレーダー調査を終了した。来週から、2人の墓がある可能性が確認された神殿付近で・・


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2013-07-17(Wed)

レ・ミゼラブル (ミュージカル映画)/ヴィクトル・ユーゴーが見た六月暴動

2012年 イギリス
レ・ミゼラブル1789年フランス革命後、一度は王権制度は終わったはずだった。ロベスピエールらによる恐怖政治が始まり。4年後、ルイ16世とマリーアントワネットがギロチン台に登った。翌年テルミドールのクーデターが勃発、ロベスピエールらは、国王を葬ったギロチン台で自らも裁かれた。その後ナポレオンがフランス第一帝政の皇帝に即位。イギリスを除くヨーロッパの大半を勢力下に置いたが1815年ナポレオン戦争で敗北。ナポレオンは失脚した。同年、フランスは再び王権が復活、ルイ18世~シャルル10世の統治。この二人の王は、かつての絶対王朝を目指した。人々の生活はさらに貧しくなり、国民が乞食と化した。その日のパンを買うことで精一杯。馬車に乗る上流階級の者から物乞いをする日々。ルイ16世の統治時代のフランス革命前に戻ったようだった。人々は再び立ち上がり、1830年フランス7月革命勃発。王朝は再度打倒。シャルル10世はイギリスに亡命。ブルボン家直系から王位は失われた。そしてオルレアン家のルイ=フィリップが自由主義者や大資本家などに擁立され国王となる。絶対王政を否定し立憲君主制がとられたが、結局、7月革命の後も人々の暮らしは変わることはなかった。

ずいぶん前に「レ・ミゼラブル」の映画を観たときになんて素晴らしい作品なのだろうと涙した。当時は、何故この作品のミュージカル映画が出てないのかと思ったものです。そして念願の製作、公開。素晴らしい脚本とキャストで数々の賞とノミネートは当然の事。冒頭からラッセルクロウの予想外の歌声に驚き、ジャックマンの自在な演技に脱帽。エポニーヌ役のサマンサ・バークスの存在が光り、作品の「顔」というべきコゼットの幼少期の子役にイザベル・アレン。イメージがピッタリでキャスティングのセンスも優秀。期待通りでした。

レ・ミゼラブルの作者、ヴィクトル・ユゴー(1802年2月26日 - 1885年5月22日)は自分が生きたこの時代を舞台として執筆している。

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[あらすじ]
この物語は飢えた妹の子の為に一切れのパンを盗んだ男の物語。彼の名は「ジャン・ヴァルジャン」。盗みの刑は5年、脱獄を繰り返し19年服役していた。やがて仮出所するが行く先々で冷たい仕打ちを受け彼の心は荒んでいた。そんな時、教会の司教が暖かく彼をもてなした。施しを受けた後、ヴァルジャンは銀食器を盗み逃亡。憲兵により捕らえられるが、司教は「それは彼に差し上げたのです」それどころか「一番高価な燭台も差し上げたのに忘れていきなすった」と告げた。、彼は刑務所には戻らなかったが心を入れ替え燭台を持ち旅立った。

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数年後、ヴァルジャンは名前を「マドレーヌ」と変えある町で工場を営み、その町の市長となっていた。ある日、服役中に看守であったジャヴェールが警部として彼の前に現れた。ジャヴェール警部はこのときは逃亡したヴァルジャンであることに気づかなかったが、後に気づいてしまう。そして工場では「ファンティーヌ」という女性が幼い娘を他に預け、ヴァルジャンの工場で働いていたが、彼女は他の女達にいじめられ女達は工場長をそそのかし彼女をクビにしてしまった。娘の為にお金が必要だったファンティーヌは、髪を売り、歯を売り、売春婦に身を落とし数年後には病に侵されていた。ふとしたきっかけでヴァルジャンは自分の工場で働いていた女工が知らない間にこのような状態になっていた事を知る。ファンティーヌを引き取るがヴァルジャンがコゼットを迎えにいく前に、彼女はコゼットをヴァルジャンに託し死んでしまう。

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彼は別の町で宿屋を営んでいる夫婦にこき使われていたコゼットを取りもどしたが、このとき既にジャヴェール警部 に身元がばれていた為、身を隠しながらコゼットを大事に育てた。コゼットはヴァルジャンの素性を知らずに、すくすくと成長する。

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 7月革命から2年後の1832年
 バスティーユの象から出てきた少年カブローシュがこの時代を語る。
 
 おいらはカブローシュ、ここはオイラのシマだ。洒落たものは何もない。
 だがここは学校 上流社会。このサンミッシェルの貧民街、
 施し者で食ってるのさ。歯に悪いがきにしねえ。
 貧しいって?自由だって?

 昔 市民は国王を殺した。革命を急ぎすぎて

 今また別の王がいて前の王と同じ無能ぶり
 自由のために戦った国でパンの為に戦ってる。
 平等ってやつは死ななきゃ与えられない。

 慈悲があるならお恵みを。下見ろ 下見ろ あんたらの同胞を。

ウジェーヌ・ドラクロワ作 7月革命『民衆を導く自由の女神』
後ろにいる銃を持つ子供はカブローシュのモデルといわれている。

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ヴァルジャンとコゼットは町に戻っていた。二人が町にいる時にコゼットを見かけたABCメンバーの青年マリウスは一瞬で恋におちた。
コゼットが幼少の頃にいた宿屋の夫婦の娘エポニーヌはマリウスに恋をしていた。彼はエポニーヌの気持ちに全く気づかない。それどころか彼の気を引きたい一心の彼女はコゼットの居場所まで彼を案内してしまう。互いに惹かれあう二人を見てエポニーヌは悲しみを押し殺す。

まもなく、ジャヴェール警部に居場所を突き止められ、ヴァルジャンとコゼットはその場所を去る。すぐに別に借りてあったアパートの一室に移動した。コゼットはマリウスに宛てた手紙を門に挟み、その場所を離れた。その手紙はマリウスではなくエポニーヌが見つけた。彼女はマリウスにその手紙を渡せずにいた。かつての家からコゼットの行方がわからなくなってしまったマリウスは悲しみにくれる。

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この頃、国民の味方だった政治家ラマルク将軍が死んでしまう。民衆の希望の光だった彼の死はパリを騒然とさせた。これがきっかけとなり共和制支持派学生「ABCのメンバー」等を中心とし「六月暴動」が始まる。指揮をとっていたアンジョルラスの声がけで市民は次々に窓から部屋中の家具を落とした。道の方々にバリケードが張られる。

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敵が近づき、銃口を向けられ気づかなかったマリウスを庇ったエポニーヌは自ら撃たれてしまう。彼女は彼を庇ったことを一言も言わず、コゼットからの手紙を渡さなかった事を謝罪し手紙を手渡しマリウスの腕の中で息を引き取った。コゼットの居場所がわかったマリウスはカブローシュに自分の手紙を届けさせる。受け取ったのはヴァルジャン。彼はコゼットに恋の相手がいたことを知り、ヴァルジャンはバリケードに向かいます。その頃、ジャヴェール警部はスパイとしてアンジョルラス率いるABCのメンバーに紛れ込むが、あえなくカブローシュに正体がバレて拘束される。バリケードにきたヴァルジャンはジャヴェールの処刑役をかってでるが、銃を空に向けて撃ち「処刑した」ことにして彼を逃がした。ジャヴェール警部は「これは命の取引か?また追うぞ」といってその場を立ち去る。

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銃の弾を回収しようとしてバリケードの外に出たガブローシュは敵の銃に撃たれてしまいます。

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戦闘は激化、大砲に大勢の敵、彼等は圧倒的に不利で「ABCのメンバー」は次々と死んでいく。混乱のさなか、ヴァルジャンは瀕死の重傷を負ったマリウスを背負って下水道へ入り込んだ。やっとの思いで下水の出口にたどり着くと、ジャヴェールが待ち構えていた。「俺は決して諦めない」と。しかし自分も一度救われ、さらに、負傷した人間をこのような状況で救おうとしている。ジャヴェールは男を背負って通り過ぎるヴァルジャンをとめることができなかった。苦悩した彼がとったこの後の行動とは・・。

マリウスは自分がどうやって助かったか判らなかったが、日々体は回復しやがてコゼットと結婚の約束をした。
そしてヴァルジャンは、マリウスに自身の正体を明かし、自分の存在はコゼットにとって不名誉であると姿を消した。

結婚式の日、宿屋のテナルディエ夫婦がやってきてヴァルジャンの情報があると金をせびりにきた。この時マリウスは自分を救ったのはヴァルジャンだったことを知る。彼はヴァルジャンを引き止めなかった事をひどく後悔した。ヴァルジャンの居場所が判ったマリウスとコゼットは彼のところへ向かった。ヴァルジャンのところに飛び込んできたコゼットの顔を見た彼は感激で涙した。そしてマリウスとコゼットは、再び同じ屋根の下で暮らしたいと望んだが、彼は危篤状態にあった。かつて司教から貰った「銀の燭台」の灯火の下、二人に見守られながら息を引き取ります。ヴァルジャンを迎えたのは、かつての恩人の司教とフォンティーヌ。導かれた場所に向かうとそこには民衆の歌を歌う人々が。

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狭い道端のバリケードで死んだ大勢の人々が、宮殿を巨大なバリケードで囲みバスティーユの象がそれに同化して、その上で、湧き上がるような民衆の歌を歌い三色旗を振る。そんな彼らの表情は達成感で満たされています。この暴動は歴史にも、さほど大きな記録として取り上げられることのない「小さな革命行動のひとつ」でした。けれど、名も無い多くの勇士達のこの敗北の繰り返しがその後の歴史を大きく変えてきたことはまぎれのない事実。ヴィクトル・ユゴーが7月革命ではなく6月の暴動を舞台とした意図が見えてくるようです。「巨大なバリケードが意味すること」に気づいた時、この作品のラストは最高の終幕だと感じました。

レ・ミゼラブル [DVD]

[監督]
トム・フーパー
[出演]
ジャン・バルジャンヒュー・ジャックマン
司教コルム・ウィルキンソン
ジャベールラッセル・クロウ
ファンティーヌアン・ハサウェイ
コゼットアマンダ・サイフリッド(幼少期:イザベル・アレン
マリウス・ポンメルシーエディ・レッドメイン
・テナルディエ一家・
テナルディエサシャ・バロン・コーエン
テナルディエ夫人ヘレナ・ボナム=カーター
エポニーヌサマンサ・バークス(幼少期:ナタリア・エンジェル・ウォレス)
ガブローシュダニエル・ハトルストーン
・ABCのメンバー・
アンジョルラスアーロン・トヴェイト
コンブフェールキリアン・ドネリー
クールフェラックフラ・フィー
ジャン・プルーヴェール アリスター・ブラマー
フイイーガブリエル・ヴィック
バオレルイワン・ルイス
ジョリーヒュー・スキナー
レーグル・ドモー:スチュアート・ニール
グランテールジョージ・ブラグデン
[検索用]ヒュー・ジャックマン/コルム・ウィルキンソン/ラッセル・クロウ/アン・ハサウェイ/アマンダ・サイフリッド/エディ・レッドメイン/サマンサ・バークス/ダニエル・ハトルストーン/アーロン・トヴェイト/キリアン・ドネリー

★受賞★
[アカデミー賞]助演女優賞:アン・ハサウェイ/メイクアップ&ヘア/スタイリング賞録音賞
[ゴールデングローブ賞] 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門)/主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)/助演女優賞:アン・ハサウェイ



フランス最後の王「ルイ=フィリップ1世
1793年~ルイ=フィリップ1世はスイス亡命後アメリカへ住む。ナポレオン1世失脚後にフランスに帰国した。
1830年7月革命で復古王政が打倒され、自由主義者や大資本家などに擁立され国王となる。(7月王政が成立)。

ルイ=フィリップ1世は「フランスの王」ではなく「フランス人の王」を称し、政治体制は絶対王政を否定して立憲君主制がとられた。国内の安定と繁栄をはかる為に産業の変革を推進しフランスに産業革命をもたらしたが、もともと財産や地位のある大資本家や銀行家などによる制限選挙で擁立された国王であったため人々の格差は広がり、その上、農業は不作が続き、食糧事情は悪化、物価が上昇、病気の蔓延、全ての階級の国民の不満が高まっていた。

対外政策では後のフランス帝国主義政策に先鞭をつけ、1834年にはアルジェリアを併合、1838年に菓子戦争で勝利。極東では、アヘン戦争で敗れた清に対し1844年に黄埔条約を自国に有利な形で締結。エジプト・トルコ戦争ではエジプト側を支持して地中海地域への影響力の強化を狙ったが、1840年のロンドン条約で列強にこれを阻止されるなど、ヨーロッパでは東方問題をめぐり国際的に孤立した。

7月王政期のフランスは自由主義の確立と資本主義の発達を遂げたが、選挙権が上層ブルジョワジーに限る制限選挙の制度が相変わらず維持されており、国民から普通選挙実現の要求が高まるようになると、政府は武力で弾圧した。また、恐慌の影響もあって社会不安が高まった。このような状況の中、選挙法改正をはじめとする政治改革を謳う「改革宴会」と呼ばれる宴会が催されるようになったが、政府によって1848年2月予定だった改革宴会を禁止されると、王朝内反対派や国民が反発。2月革命が勃発する。ルイ=フィリップ1世は事態を収拾できず、同月24日に退位しイギリスに亡命した。同日パリでは共和主義者と社会主義者によって組織された臨時政府によって共和政が宣言され、フランスはこの後一時的に共和制に戻る。旧ブルボン家の末裔を王位に就けようとする陰謀があったが阻止され、ナポレオンの甥シャルル・ルイ=ナポレオン・ボナパルトが大統領に選出、後に最後の『皇帝』となる。

900年余り続いたフランスの王制は、オルレアン朝のルイ=フィリップ1世を最後にその幕を閉じた。
彼は亡命先のイギリスでヴィクトリア女王からあてがわれた居館でわずか2年後の1850年に亡くなった。




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Loomings ワン・デイ・モア! in ハリウッド~ヒュー・ジャックマンの勝利 レ・ミゼラブル
第85回アカデミー賞授賞式における『レ・ミゼラブル』組パフォーマンスのこと。最近10年間に作られたミュージカル映画を、その出演者によりトリビュートするという企画が行われ、『シカゴ』『ドリームガールズ』に続いてトリをつとめたのが『レ・ミゼラブル』でした。まず、主演のヒュー・ジャックマンが映画のための新曲「Suddenly」を歌いながら登場。その後、他の主要キャスト全員が加わって「ワン・デイ・モア」が歌われました。御存知のかたが多いと思いますが、舞台では第一幕最後に置かれたナンバーです。一人ひとりのソロが重なり合って、やがて全員の思いが一つになるかのような大合唱として終わるのは、映画版も同様でした。

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