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2015-02-15(Sun)

ゼロ・グラビティ/体感型・アトラクション・ムービー

2013年 アメリカ/イギリス
ゼロ・グラビティ「サンドラ・ブロック」主演のSF映画です。歴史ものが多いこのブログでは、なかなか出番がありませんでしたがやっと登場。彼女はNASAの女性宇宙飛行士で何故か男性名の博士の役。舞台は上空600メートルの宇宙空間。突如、起きた事故により、彼女はたった一人地球に生還するという内容です。ジョージ・クルーニーが共演していますが、ほとんどがサンドラブロックの一人舞台になります。2009年の映画『月に囚われた男』のような、ほかの人物がほとんど登場しないという隔絶感と、地球に帰還するときの大気圏突入は1995年の『アポロ13』を連想させます。しかし、これらの作品と全く違うのは、音と映像、人物の動きやカメラの廻し方が、今までにないような感覚を受けることです。今は滅多に映画館に行く事がないので、これもDVDで観たのですが、これは絶対に劇場で見たほうが面白いはずと思っていたら案の定、雲泥の差だったよう。新しい「IMAX 3D」が好評で、凄い動員数をたたき出していました。製作にあたっては、かなりの創意工夫をしたらしいのですが、観れば納得です。あとから知ったのですが最初のほうのシーン、特異なカメラの廻し方で、ノーカットで10分以上を撮影したというから驚きです。音の遠近感も鮮明。重力のない宇宙空間で、上も下もない、全てがぐるんぐるん廻りまくります。無重力状態の身体の動きも非常にリアルで楽しめます。とても綺麗に地球を映し出し、宇宙ごみが飛び交うシーンなどは見事。DVDでも視覚的には充分満たされます。多くの受賞をしており、自身も体感するという、もの凄く面白い作品だと思います。ではストーリー的にはどうでしょう?あくまでも好みの問題なのですが、私的にはあまり面白いものではありませんでした。突発的な事故により、無重力空間に放り出されてしまい、残る酸素量はわずか2時間。地球との交信も断たれた絶望的な状況になるのですが、酸素の量と、移動先の位置も、あまりにも現実離れしているため、緊迫感が伝わってくることもなければ、セリフの一言一言の印象付けも弱く、彼女の身の上話など「なくてもいいかな」と感じてしまう始末。サンドラブロックは大好きな女優さんですが、アカデミー賞の主演女優賞のノミネートに上がったのが実のところ信じられません。 評価は高いようですが、演技云々というよりも、演技の見せ場などあまりない作品だと思います。あらすじは書く必要もないぐらい単純で、映像と音を楽しんだのみでした。映像技術が進歩することは結構なことだけれど、ドラマの中身が希薄だなと感じてしまったのです。けれど宇宙服で登場人物もなく、ただ帰還するだけが目標だから仕方ないのかなぁ・・。映画というよりも「体感型・アトラクション」という印象が強い作品でした。勿論、機会があれば劇場で観てみたいです。映像は文句なしの120%なので。

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ゼロ・グラビティ [Blu-ray]


[監督]
アルフォンソ・キュアロン
[出演]
ライアン・ストーン     サンドラ・ブロック
マット・コワルスキー   ジョージ・クルーニー

★受賞★
[第86回アカデミー賞] 作品賞/監督賞/音響編集賞/撮影賞/録音賞/視覚効果賞/編集賞
[第71回ゴールデングローブ賞] 監督賞
[第45回英国アカデミー賞] 監督賞/撮影賞/作曲賞/音響賞/特殊視覚効果賞



★外部関連記事★

イ主のコネくり映画レビュー/ 映像だけと言われてもしかたがない。生きる意味が見出せない故障車乗り継ぎ帰宅ムービー
最後、地球に降り立って、重力を感じなら、一生懸命立ち上がるシーン。重力に逆らって歩く事を描く事で、自分の力で生きていくという意志を表現したかったのだと思う。わかる。言いたい事はわかる。けれど、なぜ自分の足で歩いていくのか、なぜ自分の意志で生きていくと決めたのか。さっきも書いたけれど、そこがよくわからない。映像は凄いかもしれないけれど、なぜ死のうとしていた人が生きる決断をしたのかという部分をもっと深く観たいと感じる映画だった。


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2013-05-04(Sat)

007 スカイフォール ダニエル・クレイグ

2012年 イギリス/アメリカ

skyfall.jpgダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド3作目で007シリーズ誕生50周年記念作品。
今回の007は冒頭からアクションシーンが続き目が離せません。
オープニングは彼の死?から始まります。

ボンドはイスタンブールにて任務遂行中、仲間が持っていた各国のテロ組織に潜入している工作員の情報が収められたNATOのハードディスクが傭兵パトリスに奪われてしまう。彼は新人女性エージェントのイヴと共にディスクを持ち去ったパトリスを追跡。「M」はボンドと列車の上で格闘しているパトリスを狙撃するようイヴに指令する。イヴは銃を撃つが運悪くボンドに当たり、彼は落下し行方不明となってしまう。その後ボンドからの連絡もなく誰もが「ボンドは死んだ」と思っていた。

Mは情報安全保障委員会の「ギャレス・マロリー」に呼び出され、自主的に引退するよう提言される。彼女は現在の悪い状態のまま引退など出来ないと反発しその場を後にする。その帰り道、Mは盗まれたハードディスクが解析されていることを知る。中に入っているNATOのエージェントの情報は犯人により毎週5人ずつネット上に公開していくと宣言される。すぐに発信元を逆探知するとMのパソコンからである事が判明、ハッキングされていることを悟ったMはシャットダウンをするができず、「自分の罪を思い出せ」というメッセージが表示されると、突然MI6本部が爆発。
Mは多くの部下を亡くす。



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その頃、死んだと思われていたボンドはお酒と女に溺れ不健康奔放な生活。帰ってやるもんかって銃撃命令にヘソまげてたわけですね~。
しかしそんな変化のない生活をいつまでも続けられるわけもなく。MI6が爆破された事を知ると彼は帰国。Mの前に現れます。

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しかし行方不明の間に酒ばかり飲んですっかり身体が鈍ってしまっているボンドは、復帰テストを受けるも落第点。Mは復帰に懸念するマロリーの意見にも取り合わずボンドの職務復帰を承認する。ボンドは自身の肩に残っていた弾丸の破片からパトリスの居場所を特定。復帰はしたが落第点であった事を知らないボンドは、新任の兵器開発課長「Q」から新装備を受け取りパトリスを追い上海へ向かいます。

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ボンドの復活劇が見もの。明かされるMの罪と事件の黒幕。

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Mに執着する犯人。普段は鉄の女のごとくMの、微妙に揺れ動く心情が上手く表現されています。

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今作で「M」役交代しました。ジュディ・デンチさん、長い間お疲れ様でした。

現場復帰をしないと決めた「イヴ」新任の兵器開発課長「Q」レイフ・ファインズ演じる「M」。次作に超期待。
最後のシーン、ボンドとMが向かい合ってる姿は様になっていて強くインパクトに残る理想的なエンディングでした。

007/スカイフォール 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]

[監督]
サム・メンデス
[出演]
ジェームズ・ボンド  ダニエル・クレイグ
M            ジュディ・デンチ
ラウル・シルヴァ   ハビエル・バルデム
ギャレス・マロリー  レイフ・ファインズ
イヴ           ナオミ・ハリス
セヴリン        ベレニス・マーロウ
キンケイド       アルバート・フィニー
Q            ベン・ウィショー
ビル・タナー      ロリー・キニア
パトリス        オーラ・ラパス

★受賞★
アカデミー賞:音響編集賞/歌曲賞
英国アカデミー賞:英国作品賞/作曲賞



★外部関連記事★

虎猫の気まぐれシネマ日記 007 スカイフォール
面白かったのも勿論だけど,なにより私にとっては,粗筋が一番わかりやすかったのだ。(←これ案外重要。)カジノロワイヤルでは,肝心のカジノゲームのルールがイマイチわからんかったので緊張感が中途半端になっちゃったし,二作目の慰めの報酬も,始まってすぐにボンドがどんな理由で誰を追っかけているのか・・

2013-03-15(Fri)

戦火の馬/戦争に行ったサラブレッド

2011年 イギリス
War Horseマイケル・モーパーゴの児童小説をスティーヴン・スピルバーグ監督により映画化したもの。
題名から「戦場で戦う強靭な馬」を想像していたら全然違っていて、利口で小さく見える可愛いらしい馬でした。児童書がベースなので戦争の難しいいきさつなどは描かれていません。
馬と人との関わりが丁寧に表現。戦争に翻弄される登場人物達を馬の目線で描いています。

[あらすじ]
主人公のアルバートは貧しい農家の少年。ある日、酒びたりで足の悪い父親は畑を耕す馬を買いに行きます。しかし父親は農耕馬ではなく、高値でなんと「サラブレッド」を競り落としてきた。その馬は生まれた時からアルバートが気になっていた馬だった。喜んだ彼はその馬をジョーイと名づけます。 馬を購入して、地代が払えない彼の家が、支払いを待ってもらう条件は、荒れた岩だらけの自身の土地を耕すことだった。鋤などひけないだろうといわれていた馬だったが、少年は一生懸命、ジョーイに畑を耕すことを教えた結果、見事に鋤などひき、やってのけた。そんな必死な息子に母は、父の兵隊の頃の話を始める。これによりアルバートは酒浸りの父の心の傷を知るのです。父が酒を飲むのは足の痛みを和らげる為のもの、報われない父だがそれでも、一生懸命努力をしているのだと。そして母はそんな父を誇りとしていると言い、アルバートに父の「義勇農騎兵隊の軍曹の旗」を手渡すのです。

アルバートはジョーイに話しかける。「戦争を生き延びた旗だ! いつか父さんに返す!」



しかし、一度は一家を救ったジョーイだったが再び不運が。
天候により作物が全滅。結局父親は小作料を払えずジョーイを売ることになるのです。





そして第一次大戦前日。英国軍のニコルズ大尉に悲しそうに馬を売る父親。そこに馬を売ると知り追ってきたアルバートが到着。大尉に嘆願するが戻すことが出来ず、ジョーイを買ったニコルズは大事にし、戻ってきたら馬を返すと約束をして連れて行きます。アルバートは父の「戦争を生き延びた旗」をジョーイの鞍の横に結びつけて涙ながらに送り出します。戦場への出発前、ジョーイは隣にいた大きな漆黒の馬、トップソーンと仲良くなり、そして戦場へ、しかし、ジョーイが乗せたニコルズは前線であっという間に死んでしまうのです。ドイツ軍に捕らえられたジョーイとトップソーンは殺されるところを、ドイツの少年兵の兄弟に助けられます。そして馬具を付け負傷兵を運ぶことにより生きながらえる事になるのですが・・・。

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ジャム作り農家の少女の家にいたときがジョーイとトップソーンにとって暫しの間安らぎを感じる時間となります。
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ジョーイは様々な人々に会います。自分たちを守ってくれた人間、馬を使い捨て死ぬまで過酷に働かせる人間。
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手綱を引く人間が変われば、それに従うだけ。命がある限り、ただ、ただ、人間に従うだけ。そんな中、何時も一緒にいたトップソーンは過酷な状況下の中で息絶えてしまいます。ジョーイは傍にいる間もなく、すぐに現場は戦場となる。

War Horse
「逃げろ!」馬をかばってきた男が叫んだ。行き場を無くしたジョーイは手綱を放れ自分の意思で、生きるため戦火の中を疾走する。


この物語でジョーイたちが出会う人物は、馬を救った後、そのほとんどが不運で死んでしまいます。そんな人物達を「物言えぬ動物の目線」で映し出します。原作のほうでは、馬が語りべとなって馬の考えがリアルに表現されますが、当作品は、現実的描写なので、馬の思考が分かりにくいのが、いまいちな感じです。スピルバーグ監督作品にしては、ちょっと物足りない。それでも、まぁまぁ、児童書が基になっているのでラストは期待通り。小さな子も、大きな子も、家族みんなでの鑑賞には、お勧めです。

戦火の馬 DVD+ブルーレイセット [Blu-ray]
[監督]
スティーヴン・スピルバーグ
[出演]
アルバート・ナラコット ジェレミー・アーヴァイン
ローズ・ナラコット   エミリー・ワトソン
テッド・ナラコット    ピーター・マラン
エミリーの祖父     ニエル・アレストリュプ
ライオンズ        デヴィッド・シューリス
ニコルズ大尉      トム・ヒドルストン
スチュワート少佐    ベネディクト・カンバーバッチ
サイ・イーストン     ゲイリー・ライドン
イーストン        マット・ミルン
パーキンス       ジョフ・ベル
チャーリー        パトリック・ケネディ
フリードリヒ       ニコラス・ブロー
ギュンター       ダフィット・クロス
ミヒャエル        レオナート・カロヴ
エミリー         セリーヌ・バケンズ
ブラント         ライナー・ボック
ウェイヴァリー中尉    パトリック・ケネディ
デイヴィッド・ライオンズ  ロバート・エムズ
ジョルディの兵士     トビー・ケベル

★受賞★
[セントラルオハイオ映画批評家協会賞]作品賞/撮影賞
[放送映画批評家協会賞]撮影賞
※ノミネート※
アカデミー賞・ワシントンD.C.映画批評家協会賞・ヒューストン映画批評家協会賞・ゴールデングローブ賞 他多数



★外部関連記事★

映画を無料でエイガル 戦火の馬 農家にひきとられた一頭の馬はジョーイと名付けられ、少年アルバートと固い絆で結ばれる。折しも戦争がはじまり、ジョーイは軍に徴用され、英国軍騎馬隊の軍馬としてフランスの最前線に送られてしまう。敵味方の区別を知らないジョーイの目に、戦争は愚かさで悲惨なものとして映るだけだった。その頃アルバートは、兵士となりフランス激戦地で戦っていた。奇しくも共に激しい戦場に身を置くこととなったアルバートとジョーイの運命は……。

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