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2015-05-03(Sun)

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札/生まれ育ちではない「品位」

2014年 フランス/アメリカ/ベルギー/イタリア
グレース・オブ・モナコ1950年代にハリウッドで活躍した、グレース・ケリーの物語。彼女は人気の絶頂期にモナコの王と恋に落ち結婚。世界中の注目を集めます。資産家の娘でしたが、父はもと瓦職人であり、格式のある血族ではなかったため、彼女にとってはまさに「シンデレラストーリー」。結婚後、多少の問題はあったものの、国王を一人の男として愛し、慈善活動に励み、平穏な日々を送っていた。そんなとき、女優としてのカムバックのオファーが。しかし同じ頃、国に危機がおとずれる。なす術がない状況となったときに、グレースは自身の道をはっきりと見出し、迷うことなく夫とモナコの為に生きると決心するのです。20世紀のモナコを語るにおいて、欠かせない歴史の1ページをエレガントな雰囲気で描いた作品。

[あらすじ]
グレースは子供にも恵まれ幸せでしたが、公務で多忙な夫とのすれ違いで寂しさを感じていた。彼女はモナコの子供たちのために病院を改修したいと考えていたが、金持ちの伯爵夫人たちは舞踏会の話ばかり。王室内のしきたりにもなじめず孤立していたこともあり、そんな話など真面目に聞く者などいなかった。ある日、かつて故意にしていた監督のヒッチコックが訪れる。新作映画『マーニー』に出演しないかと言うのだ。彼女は、女優復帰の話に心を弾ませたが、公妃が女優として再びカメラの前に立つなど前代未聞であると周りから反対された。逆に反対すると予想した夫レーニエは反対をしなかったが、フランスとの外交が不安定だった為、国内外に齎す影響を考え、今はまだ内密にすることとした。しかし、すぐにその情報が漏れてしまう。マスコミから問われた彼女は、復帰を否定したが「どうせ、よそ者」などと批判される。ヒッチコックに連絡すると、公表の指示をだしたのは王室だという。グレースは、いつも力になってくれるタッカー神父に相談。誰がスパイなのか捜査をする事となった。

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慈善活動にいそしむグレース            オナシスはカジノの大株主           モナコ外交儀礼担当者のデリエール伯爵

この頃のフランス大統領は、「ド・ゴール」。彼は、強権的ではあったが、後にフランスの内外政策を安定させた人物であった。そして、この頃はアルジェリアの民族独立戦争によりフランスの財政を圧迫をしていた。そのため、モナコに協力を求めていたのです。モナコは無税であったため、モナコに多くのフランス企業が進出していたが、フランスの要求はそのモナコ国内にあるフランス企業から税金を徴収しフランスに支払うというものであった。交渉の場で、レーニエは、国家の混乱を招くとして否認を続けていたが、業を煮やしたフランスからの使者は、グレースを「瓦職人の娘」と侮辱し、そのことに怒ったレーニエは、使者を殴ってしまう。これにより、モナコはフランスを敵視していると報告がなされ、両国の関係は悪化。しかし、フランスの土地に囲まれているモナコは、生活物資、ライフラインの全てがフランス経由であったため、いずれにせよフランスの要求を呑むしか道は無くなる。ド・ゴールに条件承諾の連絡をすると、彼はさらに「国民一人ひとりに課税しろ」と要求してきた。そして「要求を断るなら、モナコをフランス領として併合する」と声明を発表したのだった。カジノ以外の収入源の無いモナコにとって国民から税金を取るなど到底無理な話だった。やがて、国境は封鎖。境界には鉄線が引かれ、生活物資やライフラインが止められて緊張状態となる。

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この窮地を乗り切るために、レーニエはモナコへの支援を呼びかけようと考えた。各国の外交使節をモナコに招くのだ。一方グレースのほうは、女優復帰の噂で、国民からの批判を浴び、どうすべきかタッカー神父に助言を求めた。そしてこの危機をのりきる為には、モナコを知るべきという結論に至る。こうして、彼女はモナコの伝統や習慣、歴史、フランス語、そして外交儀礼を必死に学びはじめるのです。

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国境の兵士に差し入れ。何をしても話題になる事を逆手に取ることで、彼女がモナコを救う可能性のあることをタッカー神父は予測してます。

やがてサミットが開催され、予定通りレーニエは支援を訴えた。しかし、終了後にド・ゴール暗殺未遂事件の一報が入る。会場は騒然とし、各国の使節団はモナコに支援してフランスを敵に廻すことなどできないと、次々とモナコを離れてしまう。

そんな混乱の最中、スパイはレーニエの姉アントワネットだという報告が届いた。秘書のマッジは、密かに探偵を雇って、スパイを突き止めたのです。アントワネットはド・ゴールと繋がっていて、兄のレーニエを失脚させ、自分の息子を大公として即位させ摂政の座を狙っていたのだった。解決の糸口を失ったうえに、実の姉が自分を落としいれようとしていたことを知り、レーニンは悲観に暮れた。グレースは、王座を失っても夫の傍にいることを告げた。しかし、彼女はこの時に決断したのです。、家族を守り、モナコを守ることを。そして女優への思いをきっぱりと断ち切り、ヒッチコックに出演辞退を伝えます。そしてこの事態の収拾を、「私にやらせて」とレーニンに申し出ます。、頼りにしていたタッカー神父は帰国してしまっていたが、かつて彼女は彼らと密かに練っていた秘策を実行することにします。

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グレースは伯爵夫人たちを呼び集めます。そして、赤十字の「舞踏会」を開催すると発表します。病院の改修の話には全く耳を傾けない彼女達は舞踏会の事となると積極的です。孤立していた彼女が、王室にとって必要な事を習得したことにより、伯爵夫人たちとの関係も良好になったように見えます。各国要人を招き、ド・ゴールにも招待状を送ります。その一方で、モナコ王室は裏切り者のアントワネットとその夫の国外追放を決定します。そして、彼女らの子供の将来を保証する代わりに、ドゴールを舞踏会におびき寄せるために、一役買わせるのです。案の定、ド・ゴールは「女優などに何ができる」と高を括り、舞踏会にやってきます。

10月9日舞踏会当日を迎え、親密にしていた「マリア・カラス」のオペラが終わり、グレースは、主催者として愛と平和への思いを語ります。出席者からの喝采を受けると、ド・ゴールの後ろの席に座っていた、アメリカのマクナマラ国防長官がつぶやきます。「まさか、公妃の館に爆弾を落とすつもりではないでしょうな・・・」と。

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[あとがき]
この映画は、史実に基づくフィックションと冒頭で紹介があります。なるほど歴史的に大きな出来事は、ほとんど史実どおりのようですが、ストーリーは、「グレース・ケリーだけが、モナコを救った」と解釈してしまうような作りになっています。実際のところ、フランスとの和平は、アルジェリア戦争が終結し軍事費の捻出の必要がなくなったことや、1963年から僅かですがモナコが税金を支払うようになった事のほうが解決要因として正しいと思います。フランスは国境を断絶しましたが、実際には、軍備の無いモナコに戦車を乗り入れるなんて大げさなことはなかったと思います。きっと、このあたりは脚色でしょう。それと、ド・ゴールは、実際は舞踏会に参加していません。参加したことにしてしまったほうが物語的には明快ではあります。あくまでも、彼女の舞踏会でのスピーチは解決の後押しとして評価できるものだと思いますが、現実よりは、かなり誇張したものとなっています。残念なのは、彼女を前面に押し出しすぎた為、レーニエと、ド・ゴールの人間像が、実際とは異なって見えてしまうことでしたが「フィクション」として当初から断りが入っているので文句は言えません(笑)。しかしながら、彼女の 慈善活動や、外国訪問、舞踏会など、これらの活動は常に報道され、その後、世界中からモナコに観光で人が訪れるようになり、しかもモナコには空港が無いため、全てフランスを経由してやってくるようになるのです。両国にとって、その経済的効果は絶大であったと考えられます。なによりも、この映画のとおり一国の主君の妻としてふさわしい人物であったことに変わりはありません。瓦職人の娘が女優に。そして公妃に。さらに、その役割をしっかりと果す。「品位」の意味を考えさせられる作品でした。それから、本文の[あらすじ]では割愛しましたが、彼女がマリア・カラスと親睦があったことが新しい発見でした。「モナコのカジノ→オナシス→マリア・カラス」という接点があったのですね。マリア・カラスの映画もあるのですが、まだ未見。無性に観てみたくなりました。

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 [DVD]


[出演]
グレース・ケリー ニコール・キッドマン
レーニエ3世ティム・ロス
タッカー神父(グレースの後見人) フランク・ランジェラ
マッジ(グレースの秘書)パーカー・ポージー
デリエール伯爵(外交儀礼担当者)デレク・ジャコビ
マリア・カラス(オナシスの愛人) パス・ベガ
アントワネット公女(レーニエの姉)ジェラルディン・ソマーヴィル
シャルル・レイ(アントワネットの夫)ニコラス・ファレル
オナシス(ギリシャの大富豪)ロバート・リンゼイ
ヒッチコックロジャー・アシュトン=グリフィス
バチョッキ伯爵夫人(モナコの国際赤十字代表) ジャンヌ・バリバール
シャルル・ド・ゴール大統領アンドレ・ペンヴルン





02_2015050322472196c.jpg[グレース・ケリー]
1929年アメリカ合衆国 ペンシルベニア州で生まれる。父はスラム街の煉瓦職人であったが、上流階級の競技であるボート競技で頭角を現し、1920年のアントワープオリンピックのボート競技で2個の金メダルを獲得、続いて1924年のパリオリンピックでも金メダルを獲得。国民的英雄になった。その後、煉瓦製造会社を立ち上げ億万長者となる。ケリーが生まれた頃には、既に事業が成功した後で、家庭は裕福であった。母親は元モデルで、大学講師。兄弟は3人で、兄と妹がいる。少女時代はおとなしく不器用だったが、ハイスクールを卒業後、女優を志し家族の反対を押し切って、ニューヨークでモデルのアルバイトをしながら演技を学び、やがて女優としてデビューする。するとたちまち人気を得るが、女優としての活動は、結婚するまでの、たった6年ほどであった。その間にアカデミー主演女優賞と、ゴールデングローブ賞助演女優賞と主演女優賞をそれぞれ受賞している。監督ヒッチコックのお気に入りの女優であり、彼の作品には「ダイヤルMを廻せ!」「裏窓」「泥棒成金」の3本の作品に出演している。公妃となった後は本格的な女優としての活動は無かったが、1966年に麻薬撲滅キャンペーン映画『悪のシンフォニー』にグレース妃として特別出演した。ファッション界で有名な話として「ケリーバッグ」の名前の由来がある。グレースが長女の妊娠をマスコミに悟られないよう、カメラを向けられた際、エルメスのバッグでお腹を隠したことから、エルメスはこれを「ケリーバッグ」と改名した。慈善活動では、赤十字の総裁を務めたり、保育園設立なども行っています。1958年にはプリンセスグレース病院もオープンさせました。また、モナコの文化や芸術の発展のために、グレース公妃基金を設立。ダンス・アカデミー、グレース公妃劇場の建設などにも取り組みました。1982年9月、南フランスにある別荘からモナコに戻る際、運転中に脳梗塞を発症。そのまま事故を起こし、車は大破。意識が回復しないまま翌日、52歳の若さで死亡する。次女のステファニー公女(当時17歳)が同乗していたが、幸いにも軽傷であった。ケリーの突然の事故死の知らせに、世界中のファンや関係者がショックと深い悲しみに打ちひしがれました。

03_20150504021113dd3.jpg[レーニエ3世の恋と姉アントワネットの策略]
1949年、祖父のルイ2世の死去により即位。ルイ2世には、娘シャーロット(レーニエ3世の母)がいたが王位を放棄し、レーニエ3世に譲ります。おじい様(ルイ2世)も熱烈な恋愛をして廻りを驚かせました。相手は離婚歴があるキャバレーの歌手で2人の子持ちの3歳年上のマリーという女性でした。彼女との間に出来た子が、シャーロットです。(レーニエ3世の祖母はキャバレーの女性ということになりますが、のちに自伝を記した彼は、祖母について記述をしていません)シャルロットは当初、私生児でしたが、後にモナコでは子に恵まれず公位継承問題が起ったため、やむなくルイに正式に認知されることとなったのです。そして4年後に生まれたのがレーニエ3世です。彼もおじいさまに負けず情熱家で、グレースと結婚する前には約10年間ジゼル・パスカルという女優と交際をしていました。この間フランスでは、モナコ大公家が断絶した場合フランスへに併合されると条約を結んでいたので、跡継ぎが出来ないことはモナコにとっては国の存続に関わる問題でした。ところが婚約をしていたジゼルは懐妊しない。そして彼の姉のアントワネットがジゼルは不妊症であると嘘の噂を流したことで、二人は別れます。こうして次に選ばれたのがグレースでした。彼女に子供が出来たときに、一旦はアントワネットの野望は崩れたのですが、彼女は諦めなかったんですね。ちなみにジゼルは他の男性と結婚後、娘を授かっています。レーニエ3世はグレースが亡くなった後は再婚せず、大公としての勤めを継続しモナコ公国の経済基盤をギャンブル事業以外にも発展させるなどの功績を残しました。彼は、2005年に疾病の為、81歳で亡くなります。


[アントワネットのその後とこの映画の製作タイミング]
「プリンセスアントワネット バロネス」は生涯、3度の結婚をしており、作品中では2番目の夫(博士ジャン·シャルル·レイ)の時でした。ジャン·シャルルと共謀し、兄を失脚させようと企んだ彼女は、グレースによって追放され、長年の豪壮な生活を失います。そして地中海を見下ろすある丘の村に移り住むのです。その後、二人は1974年に離婚。3度目の結婚は1983年でしたが彼女の夫となったバレエ・ダンサーのジョン·ギルピンは結婚後6週間で突然死しています。2005年のアルベール即位の際に、新しい条約がフランスとモナコ公国との間に結ばれ、王座は、現在の主権者の子孫に限定されることとなり、また、仮にモナコ大公家が断絶してもフランスへの併合が為されないことと取り決めされました。つまり、アントワネットと彼女の子孫はモナコ王位継承の権利を永遠に失ったのです。2011年3月アントワネットはプリンセス·グレース病院で90歳で亡くなります。アルベール2世はモナコで喪の二週間を宣言します。 葬儀には、アルベール2世も、彼の婚約者や、モナコ王室の他の多くのメンバーも出席しました。おそらく、この映画は彼女の生前から計画されていたのではないでしょうか。モナコの王室が彼女の生前に製作を許可するとは思えません。亡くなってからさほど期間をおかずに製作に取り掛かっていることを考えると、彼女の寿命によって製作、公開の時期が定まったのだと想像せざる得ないのです。

04_201505040550216ee.jpg[シャルル・ド・ゴール]
ド・ゴールは優秀な軍歴を経て、第二次世界大戦のフランス解放後の新政府の主席に選出されるも、社会党の予算提案に反発し突如首相を辞任した。その後、在野の政治家として活動を始めるが、主張が通らなかったり、連合を結成するも内部紛争になったりで、嫌になったのか「公的生活から引退する」と宣言し政治界からとっとと身を引いてしまう。ド・ゴールが引退した後も政府内は乱立は続き、機能を回復できずにいた。この状況に業を煮やしたアルジェリアのフランス植民者(コロン)は1954年に始まったアルジェリアの独立運動に対抗するため、アルジェリア駐留軍と結託してフランス政府に反旗を翻した。「ド・ゴール万歳」を唱えながらフランス本土への侵攻を始めたのだ。コルシカ島を占領し、鎮圧に向かった共和国保安隊も到着後反乱軍に同調してしまい、フランス政府に脅威を与えた。なすすべがない政府はこの反乱を止めてくれと、ド・ゴールに泣きつくのです。再び政治に引っ張り出されたド・ゴールは、目的を達成するための必要な全ての権利を要求しフランスは条件を承認。ド・ゴールは首長として就任し、短期間で内部の反乱を沈静化させた。そして1958年大統領に就任する。巧みな経済政策でフランスは高度経済成長を遂げ、外交面でもフランスの地位は急速に回復。しかしアルジェリア戦争においては、担ぎ出した人々の思惑とは逆にアルジェリアを独立させるべきと考えていた。そして1959年9月にド・ゴールはアルジェリア人に民族自決を認める発言を行った。内部で反乱が起きるがド・ゴールは次々に鎮圧していった。1962年アルジェリアの独立を承認。戦争は終結する。ド・ゴールはこの間、独立反対者によって、暗殺の標的となっており、乗っていた自動車が機関銃で乱射された「プティ=クラマール事件」が起きるが九死に一生を得る。映画では暗殺の原因を明かしていませんが、これは戦争を終わらせたことによる反発により起きた事件なのです。さらに翌1963年にはモナコとの間で僅かな法人のみ適用される「関税協定」が締結された。この2つにより、モナコは膨大な額の支払いを免れている。別の視点から捉えれば、戦争を終わらせたド・ゴールがモナコを救ったともいえるのではないでしょうか。

ジャッカルの日 (角川文庫)/ジャッカルの日 [DVD](プティ=クラマール事件)



★外部関連記事★

スペシャルは突然に/<グレース・オブ・モナコ>「公妃の切り札」 スパイ映画や政治ドラマのような展開も
ダアン監督は、「伝記映画を作ることに興味はなかった」「史実に基づいているとはいえ、これは歴史映画でもない」と言い切っているようだが、その言葉通り、今作はグレースの敵と味方が入り乱れ、スパイ疑惑が浮上したり、駆け引きがあったりなど、スパイ映画や政治ドラマ的な展開もあり、“女優グレース・ケリーの半生記”だけではくくれない内容になっている。グレースさんが生前、身に着けたドレスや宝石が忠実に再現され、ファッション面での見どころもある。偉大な女性を演じることに、おそらくキッドマンさんはプレッシャーを感じたことだろう。ただ、やはりどうしてもキッドマンさんの個性が強過ぎて、グレース・ケリーのファンとしては、最後まで彼女がグレース・ケリーだと思い込むことに苦労した。



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2013-11-27(Wed)

グッドフェローズ/人差し指で得た憂鬱な俗世間

1990年 アメリカ
グッドフェローズ1950年代~実在したマフィアの男をモデルに製作されたアメリカン・ギャング映画。最初に観たとき、この映画の物語の内容が実話と知ったのは、映画のエンディングで。少し驚いて、再び見直してみた作品でした。題名の「グッドフェローズ」は、いい仲間という意味。 しかし主人公は自分の命惜しさに最終的に仲間を売ります。そうしないと仲間に殺されてしまうので、どっちもどっちなんですけど。日本の古いやくざ映画のような一本筋のあるようなものでは御座いません。極めて軽薄な奴らが登場する娯楽映画です。まずは主人公の冒頭のセリフに強いインパクトを受けます。「俺は大統領よりもギャングになりたかった」と。最初から最後まで釘付けになって観てしまいます。

[あらすじ]
主人公のヘンリーは子供の頃からマフィアに憧れ12歳で地元のボス、ポーリーの使いっ走りを始め、13才になったときには近所の大人の誰よりも稼ぎマフィアのメンバーの一員として成長した。 大人になるまでの彼が、その世界の掟、仲間たちとの関係、如何にして金を稼ぐのか、等々その日常を主人公のナレーションによって展開していく。冒頭から相棒のトミーがナイフでジミーが拳銃で別ファミリーの幹部を殺すシーンがあったが、そんなことなどすぐにかき消してしまうように、いっぱしのマフィアになるまでの過程は目が離せない。そんな彼も、21歳になったときには女に惚れる。ヒステリックで気の強い、いかにもこんな人種が現実に選びそうと絵に描いたような女性だ。 二人の出会いの後は、彼女の視点からも当時の心境や、結婚後の生活が描かれており、これが作品をさらに面白くしている。

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妻の名はカレン。当初ヘンリーの職業を知らずに結婚したが次第にその世界になじんでいく。彼女の視点から他の仲間の妻たちの日常も語られる。いつも同じ仲間で集まり親戚どうしのような同じ顔ぶれ、常に密着しており、まるでちょっと変わったファミリー劇場のようなシーンも続く。

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一方、男達は、殺し埋めた幹部の死体をまた掘り起こし別の場所に埋めるというシーンがあり、ヘンリーは、翌日、車に付いた死臭を消すために「スカンクをはねた」と言ってトランクを洗う横を「ひどい臭いー」と妻と子供が横切る。そんな日常が物語の中盤まで続く。

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しかし後半になると物語はガラリと変化する、1978年、彼らは、ケネディ空港での大金強奪を計画し犯罪史上空前の600万ドルを強奪。(ルフトハンザ事件)この後、物語は一気に「軽快なテンポ」に変化し転げ落ちるようにラストまで突き進んでいく。

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ピンクのキャデラックとピアノバラードからはじまるシーン。・・音楽が映像と共に脳裏に焼きつき・・思わず舌を巻いてしまいます。

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鍵を握る実行犯達や、分け前を求めた奴はジミーの手によって次々殺されていく。家族ぐるみの付き合いをしていたはずの奴らの死体が次々見つかる中、FBIの調査は行き詰まっていた。ある日ヘンリーは麻薬捜査班に逮捕され安堵する。何故なら、ルフトハンザ事件の口封じの為に今度は自分が殺される事を知っていたから。刑務所の中であっても例外ではない。カレンは母親の家を売り保釈金を用意して彼は保釈された。隠していた麻薬を売り逃げようとするが・・。家には当てにしていたブツは無かった。

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万時休す。好き放題やってきた男が、八方塞り。死の恐怖に怯え、情けなく、泣きます。泣きます。


「一番助けてほしい人が、一番助けてほしい時に、笑顔で殺しにやってくる」



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[あとがき]
ヘンリーは証人保護制度を受けることを選択し、ジミーとポーリーをFBIに売り渡します。裁判で、とぼけた目線で人差し指で彼らをさす様は、気の咎めなど無いことを見せ付ける。(だって、しょうがないじゃーん。ってね。)ポーリーとジミーは服役したが、ヘンリーは監獄にも行かず、身の安全も保障された。名前も住む場所も変えて生活は一変。並んだことのない行列に並び、トマトケチャップでパスタを食らう、と不満気味。そして、この「くそ面白くねェ」が一生続く。と文句を垂れる。エンディングテーマは これまた軽快で皮肉ったタッチのマイウェイ。最後までこのノリでやって欲しいという期待だけは裏切らない。悲哀の感情などスッパリ切り捨て、欲深く、誘惑に弱く、往生際が悪く、賢く生き残る。「ゴッドファーザー」がいかに華麗で美しく撮られている作品だったかと改めて思い起こしてしまう。決してご縁はしたくない世界ですが、映画としてどちらが好きかと問われた場合、リアルな人間描写が身近に感じてしまう「グッドフェローズ」にハイ、一票。

グッドフェローズ [DVD]

[監督]
マーティン・スコセッシ
[出演]
ヘンリー・ヒル      レイ・リオッタ
ジミー コンウェイ    ロバート・デ・ニーロ
トミー・デヴィート    ジョー・ペシ
カレン・ヒル       ロレイン・ブラッコ
ポール・シセロ     ポール・ソルヴィノ
フランキー・カーボーン フランク・シベロ
ビリー・バッツ      フランク・ヴィンセント
モーリー・ケスラー   チャック・ロー
シセロ           フランク・ディレオ
スタックス        サミュエル・L・ジャクソン
カレンの母        スザンヌ・シェパード
トミーのママ       キャサリン・スコセッシ
ヴィニー         チャールズ・スコセッシ
サンディ         デビ・メイザー
ロージー         イリーナ・ダグラス
スパイダー        マイケル・インペリオリ

★受賞★
[アカデミー賞] 助演男優賞(ジョー・ペシ)
[ヴェネツィア映画祭]銀獅子賞 監督賞



ヘンリー・ヒル(1943年6月11日 - 2012年6月12日)

12393_2013112713013240a.jpgシチリア出身の母親とアイルランド出身の父親のもとで生まれる。少年期に父親が亡くなり、彼一人で母と2人の弟の面倒を見てきた。12歳のときにニューヨーク五大ファミリーの一つのルッケーゼー一家のポーリー・ヴァリオの下で賭博業を手伝いマフィアの世界に入った。22歳のときにユダヤ系のカレン・フリードマンと結婚。お互いの両親が反対したが2人で入籍した。その後、窃盗、恐喝など、あらゆる犯罪に手を染め1978年にジミー・バークたちとルフトハンザ強奪事件の計画を立て成功させる。当時、ポーリーは薬に反対していたので、ヘンリーは彼に薬取引をやっていないと嘘をついていた。しかし麻薬で捕まったことで、ボスのポーリーに見捨てられ、一家から破門された。ポーリーは妻のカレンに餞別として3000ドルを渡した。その時ポーリーは泣いていたという。拘置所での取り調べの間、FBI捜査官はヒルに対し、ルフトハンザ強奪事件に関わって殺された大勢の人間の死体写真を見せ「ここを出たらお前の命もない」「実刑を受ければ25年ないし終身刑の可能性がある」等の文句でプレッシャーを与え続けた。実際にこの頃には、かつての仲間から「情報を知りすぎている危険人物」と見なされ、命を狙われていた。彼は妻とその母に保釈金を用意してもらい刑務所を出たが、今度はルフトハンザ事件で捕まってしまう。一生刑務所暮らしかFBIと取引するしかなかった。1980年5月アメリカ合衆国司法省組織犯罪撲滅班と取引し妻と子と共に証人保護制度に入る。裁判でこれまで犯した犯罪について証言し、かつての仕事仲間は有罪を受けた。1989年にカレンと離婚。その後、ヒルは名前を変えカリフォルニアの某所に住んだ。作家ニコラス・ピレッジにより「ワイズガイ / Wiseguy」(邦題は「グッドフェローズ」)がノンフィクション本として出版され彼自身も世間に知られることになる。2009年頃には2つのレストランを経営していた。2012年6月、心臓疾患の為、ロサンゼルスの病院で亡くなる。享年69歳。



◆内部関連記事◆

ロバート・デニーロ主演のクライムコメディ(証人保護制度もの)→マラヴィータ/(出没注意)なめてかかったら死にます。


★外部関連記事★

映画感想 * FRAGILE グッドフェローズ(GOODFELLAS)/ジョー・ペシ最凶
ちっちゃな頃から悪ガキで 15で不良と呼ばれたよ・・ロバート・デ・ニーロはちょっと影が薄いかな。お仕事きっちりやる担当だよね。「派手なキャデラック買うな! ミンクのコート買うな店に返してこい! お、おまえらチャラチャラしてんじゃねー! 状況わかってんのかコラー! ブッ殺す!」ジョー・ペシが殺されたことを知って妙に大げさに泣くところとかいいですよね。すごい心こもってない。「イタリア人どうしの問題だから俺たちにはどうにもできない」どうにもできないし、どうにもする気がない、殺されても仕方がないと思ってる。だって、殺されるだけのことやっちゃったんだから。

2013-04-01(Mon)

クリクリのいた夏/のどかな湖畔の暮らしに満たされる仲間たち

 1999年・フランス
Les Enfants du marais
クリクリは小さな女の子、お婆さんになった彼女は子供の頃の記憶を語ります。

[あらすじ]
クリクリには二人の兄と無神経で怠け者の父のリトンがいます。彼は一緒に住んでいる女性がいるのに昔に出て行った女房パメラを忘れられずにいる。隣に住むガリスは独身の35才の男性。彼はリトンと彼の子供たちの面倒をよくみていた。リトンとガリスはいつも一緒にいて、ガリスはいつかここを離れたいと思いつつも離れられずにいる。

そもそもガリスがここにたどり着いたのは12年前。第一次大戦が終わってあてもなくあちこち旅をしていた。フランス片田舎のたまたま通りかかったこの沼地のほとりの小屋の前で、具合悪そうにしている老人を見かける。ガリスはこの老人を家の中に入れ介抱することに。


この老人は言います。
それはこの物語で伝えたいことのほとんどを語っているよう。




 わしはどこも悪くはない。~92歳でね。それがわしの病気さ。
 腹が減っているならパンとチーズがある。

 隣のリトンの女房は料理そっちのけでいつも髪をといて
 めかし込んでいる。浮気な女さ。
 でもリトンなは幸せ、パメラの顔さえみていれば。

 どこからきた?歩き詰めか、これからどこへ?
 
 ここは美しい、住んだらどうだ。居心地が良く自由気ままだ。
 他人の家にとまらずにすむ。わしの小屋と船を受け継げ。
 沼地の自然は豊かだ。住むものを養ってくれる。
 わしは幸せに生きた。誰にも仕えず自由に。



翌朝、老人は息を引き取っていた。隣のリトンはやってきた「パメラが行ってしまった。爺さんは?」「彼も逝ってしまったよ」

この沼地での生活は老人の言ったとおり食べていくのには困らない程度の現金収入をもたらしてくれた。山で花を摘み、カタツムリとカエルを捕獲し、沼では魚釣り、うなぎの捕獲を、そして町で売る。歌を歌ったり、石炭を運んだり。こんな二人の生活が羨ましくていつも尋ねて来るお金持ちで仕事をしたことのないお洒落な読書家のアメデ。

駄目男なリトンは3人の父親でありながら父親らしいことが出来ず、そればかりかガリスの事ばかり当てにしている。仕事も怠けがちで、ガリスに怒られてばかりいるけど全然懲りない。ガリスがいなかったら生きて行けない・・・こんな状態だからガリスは旅立てない。リトンはそれを知っていて彼がいつ旅立つか判らず不安なのである。

ある日、粗野なリトンは。酒場でボクサーのジョーを怒らせてしまい、ジョーはあまりにも暴れたせいで、
警察に捕まり、その日の試合に出られず、服役。恋人も家も財産もボクサーの資格も失い、リトンを恨みます。

そして、ある日、沼に孫と船を浮かべに来た大富豪ぺぺとめぐり合います。ペペは昔ここで育ちここで生活していました。
彼は「沼の生活の方がはるかに豊かだった」と言うのです。経済的な豊かさがあっても、必ずしも幸せとは限らない。
この地に郷愁を感じている彼との仲も深まります。

同じ頃ガリスはマリーという女性に恋をするのですが、やっと彼女が家まで来て彼女との距離が近くなったと思った矢先に、リトンの子供を助けに行ったせいで、彼女は帰ってしまうのです。この時ばかりは彼はリトンを恨みますが、すぐにリトンは「子供が・・・」と泣きついてくるのです。「うるさい自分でやれ!」といいながらも彼は面倒みてしまう。その後、メイドである彼女のいる屋敷を訪ねますが一度目は屋敷の一家とニースヘ同行。二度目に尋ねた時には彼女はニースで恋をして薬屋に嫁いでしまっていました。

数ヶ月後、出所したジョーは恨みを晴らしに沼地へやってきてリトンを撃とうとしたが、クリクリがをジョーを沼に突き飛ばしました。泳げなかった彼は溺れ、とっさにリトンは助けようとしますが伸ばした木の枝が折れてしまい、それを見つけたガリスがタイヤのチューブで彼を助けます。そのときにリトンもチューブのロープを引っ張って足を骨折。殺そうとしていた男が命の恩人になったわけです。リトンとジョーはその後、一緒に仕事をし、一緒に戦場に行き、そして一緒に戦死するのです。

ガリスはというと、ある春の日に旅立ち、その後の消息は判りません。ボクサーのジョーが現れリトンの友人となったおかげで、彼はこの地を離れる決心がついたのでしょう。クリクリの心の中では、彼はニースの地へ行って、「薬屋の妻を奪ったのでしょう。」と閉められている。これは、自分たち兄弟と父親の面倒をよくみてくれたクリクリの切なる願いだったのでしょう。

[あとがき]
沼のほとりで音楽を聞きながらワインを飲むガリスとリトン、それに読書家のアメデと大富豪のペペ。リトンを恨んでいたのに友人となった元ボクサーのジョー。幼いクリクリの目に映った男たちの友情。自然と共存した生活は単なる物資だけの豊かさだけではなく、人との出会いとその心も繋げてくれる。そこから生まれた友情は、年月を経ても、過去の記憶の景観の美しさと共に記憶に蘇る、とクリクリは私たちに語りかけています。一見、何のことは無い、親睦ドラマですが、なんだか懐かしくもあり、美しい生き方のひとつの事例を提唱しているようにも感じる作品でした。

クリクリのいた夏 [DVD]

[監督]
ジャン・ベッケル
[出演]
ガリス        ジャック・ガンブラン
リトン        ジャック・ヴィルレ
アメデ        アンドレ・デュソリエ
ぺぺ         ミシェル・セロー
ジョー       エリック・カントナ 
マリー       イザベル・カレ
老人         ジャック・デュフィロ
老年期のクリクリ シュザンヌ・フロン
幼少期のクリクリ マルレーヌ・バフィエ


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Slow Dream 映画や本とも、運命の出会いってきっとある!めぐりあったことが嬉しい♪
第一次世界大戦後、復員兵ガリスは、ふと立ち寄った沼地に住み着いてもう・・12年を迎えようとしていた。
いつかは旅立ちたいと思うガリスだけれど、酒好きで生活力のない隣家のリトンと彼の子どもたちが心配でたまらない。豊かな沼地の自然は彼らに日々の糧を与えてくれるけれど、暮らしを支えるために・・

2012-12-16(Sun)

9か月 ヒュー・グラント/オバカップルのドタバタ出産劇

    1995年 アメリカ映画
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ヒュー・グラント主演のハートフルコメディ♪ラブコメ帝王ですよ。

この方、情けな~い感じの役柄が似合っていてよいですね。
細かいことを考えず、とにかく笑いたい人にお勧めの一本。

題名が「9か月」=妊娠→出産もの

ある日恋人から子供が出来たことを告げられ、最初は想定外のことで戸惑います。自覚と責任のない彼にあきれた彼女は「アナタチチオヤ×」と言い出て行ってしまうのです。彼女が出て行った後、部屋で赤ちゃんのエコー画像を見た彼は・・
「ウルウル・・・」(いきてるぅぅ)と気持ちを入れ替えます。そして出産に向けて
ドタバタ喜劇が始まります。

お馬鹿すぎるキャラクターの奇抜すぎるセリフと間抜けな行動。
明るくギャグ満載です。




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陣痛が、いざ病院へ!めちゃくちゃな運転するもんだから・・道連れが。        到着した二人は恐怖のお医者さんに会います。
この車の中には最終的に何人の人が乗っているのでしょうか?                       他にいないのぉ、普通の医者!



注射器ぃみて気絶する夫とえっ?医者も! さぁどうしましょうwwwww。


9ヵ月[DVD]
[監督]
クリス・コロンバス

[出演]
サミュエル・フォークナー      ヒュー・グラント
レベッカ・テイラー          ジュリアン・ムーア
ゲイル・ドワイアー          ジョーン・キューザック
マーティ・ドワイアー         トム・アーノルド
ショーン・フレッチャー       ジェフ・ゴールドブラム
Dr. コスヴィッチ          ロビン・ウィリアムズ




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9か月 (アメリカ 1995)

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