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2012-11-18(Sun)

ベルベット・ゴールドマイン/中性的ロック・スタイルとバイセクシャル主張

1998年 イギリス
 46972924.jpgジョナサン・リース マイヤーズ」を知らなければ、おそらく今でも観ていないはずでした。
 こんな人目を引くハデハデなジャケットは何度かレンタル店で手にしたことがあり、忘れたころに、
 パッケージの内容みて「あっこれか、見~ないもん~」ホモホモちゃんですもん。と・・
 「チルドレン・オブ・ホァンシー 」のジョナサンに惚れてしまった為、まさか10年以上後に観て
 DVDまで購入してしまうという予想外な展開。固定観念で決め付けるのはいけませんね~。

 この作品は驚くほど手抜きがありません。ファッショナブル&ハイセンス。デビッドボウイが
 モデルになっているフィクションですが、あくまでも実話ではないとして、自由な発想で製作された
 ことによる面白みが出ていると思います。長いプロモーションビデオをみているような作りで、
 ユアンも、ジョナサンも歌っています。二人ともなかなか上手いです。 
 モデルとなっている本人達と比較などできませんが充分楽しめます。

 主演は「ユアン・マクレガー」となっていますがどう見てもジョナサンが主演にしか見えない作品。
 ユアンはこの翌年「スター・ウォーズ エピソード1」の公開があったけれど、ジョナサンはまだ無名に
 近い俳優。話題性・興行収入を考えるとユアンの名前が前面にくるのも当然だったのでしょう。
 カート演じるユアンのステージでの[下半身露出]には唖然でしたが、この時期のユアンだけに相当
 世間を騒がしたのでは?あんな汚れシーンやっちゃうなんて天晴です。



[マクスウェルの悪魔のバラード] 歌:ジョナサン・リースマイヤーズ

 


 『幸福な王子』の作者、オスカー・ワイルドのエメラルドを
 キーワードとして使っているところも上手いですね。

 物語はUFOが出現し、オスカーワイルドがアイルランド
 ・ダブリンの孤児院の前で捨てられていたところから
 始まるのですが、ジョナサンも同じダブリンの生まれで
 親が育児不可能となり施設育ち

 

 ・・・これは意図的なものでしょうか?。 



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ストーリーは、狂言事件により音楽界から姿を消してしまったジョナサン演じるブライアンを、グラムロックの
栄枯盛衰を同時代で体験したアーサーが10年後「ヘラルド」の記者として仕事で彼の行方を追うという内容。

「ヘラルド」の記者アーサー役はクリスチャン・ベール。彼の回想を中心に現在と過去を交互にタイムスリップしながら物語は進みます。

45587778_20130528015642.jpg

イメージという言葉がしばしば出てきますが「この物語は貴方が想像し解釈ください」という作り方をしています。

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子供のオスカーワイルドが将来何になりたいかの質問で「アイドル歌手」・・・1800年代でアイドル?  

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ブライアンが記者に対し「世界制覇」を狙っていると宣言。  
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狂言事件により音楽界から姿を消してしまったブライアン、「私は青春を失った、あなたの為に」と去る妻。逆にブライアンを愛してしまった目立たない小さなシャノン。物語の終盤・もう当時の人は他の誰もいないのに最後まで彼の面倒をみる彼女が印象的。この二人の女性は対照的です。

12393_20130528045618.jpg
カート・ワイルドは言います。 「世界を変えようとして自分を変えてしまった」 ブライアンは子供の頃の名前になっていました。そして・・・。

★謎のUFO?・・・・デビッドボウイの曲から「スターマン」を勝手にイメージ。
1800年代にエメラルドと共に宇宙からきたスターマンはオスカーワイルド。彼の願いはアイドルスター。それと宇宙人だから世界征服?
UFOヒントの回答がスターマンなら、登場人物のうちいったい誰がこの物語の本当のスターマンなのでしょう?(妄想 想像)

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   キーワードのエメラルド(オスカー・ワイルド・第一ボタン)
   ↓
   ジャック・フェアリー(イヤリングとして)
   ↓
   ブライアン・スレイド(スカーフ止めとして)
   ↓
   カート・ワイルド(皮ジャケットに)
   ↓
   最後はアーサーへ (アンタかい??・・違う違う・・。)

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2HB/歌:トム・ヨーク                            Hot One - Shudder to Think.wmv 


Baby's On Fire/歌:ジョナサン・リースマイヤーズ       Tumbling Down/歌:ジョナサン・リースマイヤーズ


セバスチャン/歌:ジョナサン・リースマイヤーズ              Gimme Danger/歌:ユアン・マクレガー


T.V.EYE/歌:ユアン・マクレガー(外国版につき鑑賞注意)      20th Century Boy/歌:プラシーボ                    


映画の中でグラハムロックを葬るコンサートで出てきたバンドは現在も実際に実在し活動している「プラシーボ」というロックバンドです。物語のTOPから終盤まで出演していました。シンガーの「B・モルコ」が「20th Century Boy」を歌っています。彼もまた、バイセクシャル公言をしており、この映画の公開の少し後だと思うのですがデビッド・ボウイの50歳の誕生パーティーで、プラシーボがこの曲を演奏しています。

ジャック・フェアリー役のミッコ・ウェストモアランドこの方もロックアーティストでした。
ベルベット・ゴールドマインのDVDジャケットには名前さえ出ていない謎の人物でしたが。


★ベルベット・ゴールドマイン★

[監督]
トッド・ヘインズ
[出演]
ブライアン・スレイド      ジョナサン・リースマイヤーズ  
カート・ワイルド         ユアン・マクレガー
アーサー            クリスチャン・ベイル
ジャック・フェアリー       ミッコ・ウェストモアランド
マンディ・スレイド        トニ・コレット
ロックバンド           ブラシーボ(placebo) 

★受賞★
[第51回カンヌ国際映画祭]芸術貢献賞
[英国アカデミー賞]衣装デザイン賞                     


ブラシーボ

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◆内部関連記事◆

ジョナサンの歌はこちらでも→奇跡のシンフォニー
ユアンの歌はこちらでも→ムーラン・ルージュ


★外部関連記事★

●お気軽映画日記
【ベルベット・ゴールドマイン】(1998年)グラム・ロックの"雰囲気"がたっぷり味わえます♪

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