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2013-11-19(Tue)

きみがぼくを見つけた日 レイチェル・マクアダムス/身ひとつで時空間に飛ばされる男

2009年 アメリカ
The Time Travelers Wife
[原題]『The Time Traveler's Wife(タイムトラベラーの妻)』という2003年に出版された小説を映画化したもの。小説はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに28週連続トップ10入りを果たしている。映画ではタイムトラベラーをする男のほうが主役っぽく描かれています。どんなタイムトラベルをするのかというと・・行き先を自分でコントロールできずに、突然、現時空間から、どの時代のどの場所に行くのかわからずに飛んでいってしまう。しかも、飛んでいったところではいつも「すっ裸」。これが6歳の時から続いているという。当然、すぐに調達しなければならないのは「服」。そしてそれがどのくらいの期間、その時代に滞在するのかわからない。当然盗みもやるので、誰かに追われて逃げ回ってることが多い。あるときはピンクのひらひら袖なしブラウス姿だったり、あるときは動物園の檻の中に現れて見物人に笑われたり、結婚式の直前に、タイムワープして消えたと思ったら、白髪だらけになっている彼が現れて無事に結婚式が行われたりで、コメディ要素たっぷりなのに、とってもシリアス。ほろ苦くロマンティックな気分にも浸ってしまう作品です。

そんな男、ヘンリーと6歳の少女クレアがはじめて会ったのは、ある日の草原、彼女の前にすっぽんぽんの男が現れた。・・ってこれじゃまるで変態・・。幼いクレアはヘンリーに毛布を渡します。彼は自分がタイムトラベラーである事を告げ少女はそれを信じ、それ以降、幼い彼女は父親のお古を森の中に用意しておくのでした。

そしてヘンリーは時々その草原にやってきます。クレアは彼に恋をし、現時空間で出会うことを心待ちにしながら成長するのです。



 
 やがて、彼女の願いは叶い、現時空間での彼を見つける。

 彼女は6歳の時からヘンリーを知っているけれど、
 ヘンリーは未来のヘンリーが幼いクレアに会っているので、
 彼女の事を知らないというのが当たり前でありながら、
 なんだか面白い。クレアはそれまでのいきさつを
 ヘンリーに話します。
 やがて二人は恋人同士となりそして結婚。

 
 しかし、タイムトラベル体質は結婚生活に支障をきたします。
 クリスマス前に消えて正月明けてやっと戻る夫。
 寂しいですねぇ・・。

そして何度も繰り返す流産。「子供がタイムワープしてどっかにいっちゃうのかも!」と考えたヘンリーは子供ができないようにと勝手にパイプカットしちゃいます。すると、直後、今度は草原にいる過去のクレアの元へ飛んで・・。クレアと上手くいっていないご機嫌斜めな彼は18歳の彼女にキスしちゃいます。クレアにとってはファーストキスでしたが、本当なら同時限で出会うヘンリーのものでは?。30代超のヘンリーに唇奪われちゃいました。現代に戻ったヘンリーは手術したことをクレアに話すと二人はさらに険悪な雰囲気に・・夫婦の仲ヤバシ?すると、過去からきた若いヘンリーから、クレアに助けを求める電話が入ります。現在のヘンリーはソファーで寝てるけど過去のヘンリーも助けなきゃ。と、会いに行きます。忙しいですね~。そんでもって、ちゃっかり・さっくりと種まきしときます。あらま、こっちもこっちで・・・・。(これ原作はコメディなんじゃないかなぁ・・・などと思ってしまった。・・)して、再び妊娠します。クレアは「してやったり」とな。あらら、ヘンリー手術損~。

ある日、未来の時代の動物園に飛んでいったヘンリーの元に見知らぬ女の子が走りよってきて「ダディー!」
彼は娘が無事に生まれることを知り嬉しくなります。しかし、同時に自身の死期と、娘もタイムトラベラーとなっていたことを知るのでした。
生まれてある程度になった娘にヘンリーは錠破りを教えます。現実的ですね・・。そして彼は娘が5歳の時に死んでしまいます。タイムトラベルできても「死」の運命は変えられないという鉄則。でも、死後も過去のヘンリーは草原に現れるのです。「待つ人生はおくらないで」とヘンリーは言います。それでも、生きてた頃の大事な人に一瞬でも会えて抱擁できたクレアの幸せが伝わり、物悲しくもありながら、暖かく感じるラストシーン。
ラストはなかなか素敵でした。



ちなみに娘は、行き先をコントロールできるので、父親が心配して錠破りを教えたのは必要なかったかもしれません。女の子が動物園の檻の中でで「すっぽんっぽん」じゃあまりにもかわいそすぎますもんね。それにしても、ヘンリーのこの体質、こんなシリアスな映画でも笑えるのだから、コメディならお腹が痛くなるほど笑えるものができそう。そっち系の作品も是非見てみたいものです・・・。

きみがぼくを見つけた日 [DVD]


[監督]
ロベルト・シュヴェンケ
[出演]
クレア       レイチェル・マクアダムス
ヘンリー     エリック・バナ
クレア(幼少時) ブルックリン・プルー
ヘンリーの父  アーリス・ハワード
ゴメス       ロン・リビングストン
ケンドリック博士 スティーヴン・トボロウスキー



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日暮し地図 昨日の続き~『きみがぼくを見つけた日』
ただ、エンタテインの方向が“笑い”や“驚き”には向かず、何故一様に“泣ける”を目指すのか、不思議でならない。現在の日本映画ならまだしも、ジャンルの原理が唯一機能していると思われるアメリカ映画だけに尚更だ。主演の2人は決して悪くないと断った上で、例えば本作が、ジム・キャリーとドリュー・バリモア(単にキャスティングの一例に過ぎない)によるコメディだったらと夢想する自分がいる。



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